カテゴリ : エンターテインメント サッカー
2014年 06月 14日 02:56
ワールドカップの開幕に合わせるように、6月13日(金)午前11時、バイーア州サルヴァドール市の地下鉄1号線が開通した。現地メディア(「G1」、同日づけ、電子版)が伝えている。
同市の地下鉄工事は14年前に始まったもの。この日の運行は無事行われ大きな問題も起きなかったという。
一般開通に先駆けて11日(水)にはAcesso Norte アセッソ・ノルチ駅から、アレーナ・フォンチ・ノヴァの最寄り駅となるCampo da Pólvora カンポ・ダ・ポウヴォラ駅までの約5.6kmで最初の公式開通運行が行われた。最初の運行には、ジウマ・フセフィ(ルセフ)大統領やジャキス・ヴァギネル・バイーア州知事、アントニオ・カルロス・マガリャンイス・ネト・サルヴァドール市長も参加した。
現時点での1号線の他の部分の完成は2015年の1月とされているとのこと。とりあえずはスタジアム近くまで地下鉄を利用できるようになり、13日(金)に開催されたオランダ対スペイン戦でも多くのサポーターや旅行者が地下鉄を利用したという。
(文/麻生雅人、写真/Alberto Coutinho/GovBa)
6月13日、サルヴァドール市。開通したばかりの地下鉄を利用する旅行者やサポーターたち。この日は、英語圏ではオレンジ公の呼び名でも知られるオランダ独立の父、オラニエ公ヴィレム(ネーデルラント)の名にちなんだオランダナショナルカラー、オレンジ色も目立っていた様子
■関連記事
・ドイツ代表、キャンプ・バイーア建設へ。選手の移動距離対策で勝利を目指す
・ワールドカップ期間中、スタジアムで郷土料理を提供。バイーアではアカラジェ、マナウスでは川魚フライなど
・ワールドカップブラジル大会、準備の陰で(1)バイーア州サルバドール市「アートの自覚」プロジェクト
・アフロブラジル博物館(サンパウロ)でバイーアの魅力を伝える総合文化展はじまる
・ブリヂストン、バイーア工場のタイヤ生産を増強