ニテロイ市、バスハイレベルサービス建設を公式に発表

2014年 09月 28日

バスハイレベルサービス ニテロイ

ニテロイ市南部とオセアニカ地区とを結ぶトランソセアニカ・バスハイレベルサービス(BHLSトランソセアニカ)の建設計画が9月25日、公式に式典の中で公示された。現地メディア(「G1」9月25日づけ)が伝えた。

この交通システムは南アメリカでは初めて導入されるシステムだという。専用レーンを利用するバス高速輸送システム(BRT)よりも優れたテクノロジーとのこと。

市によるとプロジェクトには3億770万ヘアイス(レアル)=約139億円が投じられ、内2億9232万ヘアイス(レアル)=約132億円は利息補助つきの公的融資で賄われ、1538万ヘアイス(レアル)=約7億円は市が出資するとのこと(※為替は1ヘアウ(レアル)=45.147296円で換算)。そしてこのプロジェクトは1日あたり1億46,00万人を運ぶと期待されている。

「このシステムは何十年も待たれていたものです。このプロジェクトはニテロイを2016年までにブラジルでの生活と都市開発のランキングのトップに押し上げるでしょう」とホドリゴ・ネヴィス市長は語った。

この輸送システムは2016年に開通する予定で連邦政府の中規模都市成長加速プログラム(PAC)の一貫で行われる。

「ニテロイの地域を結ぶのみならず、このプロジェクトは雇用を生み、市民の収入も増やすと信じています。夢は現実となるのです。私たちは多くの人々を運べる輸送を最終戦で考えなければなりません」と企画・予算・運営省のミリアン・ベウキオール大臣は述べた。

加えて、都市省のジウベルト・オッシ大臣は「『私の家、私のくらし』プロジェクトのいくつかの署名をするため来月またここに戻ります。フォンセカ地区の住民のための1300の住居を作るでしょう」とアナウンスした。

(文/麻生雅人、写真/Prefeitura de Niterói, 06/2014)