ネイマールがメッシと激突!
2014年 10月 6日10月11日(土)に中国・北京で開催される親善試合、ブラジル対アルゼンチン。ワールドカップブラジル大会では観られなかった黄金カード、これは必見だ。
ブラジル対アルゼンチン、2大強豪国の対戦カードは「スーペルクラシコ・ダス・アメリカス(スペイン語圏では「スーペルクラシコ・デ・ラス・アメリカス」)」と呼ばれていて、2011年、2012年はブラジルが制している。2013年はブラジルの過密日程が理由で実現しなかった。
W杯の南米予選でも、ブラジルは開催国のため予選に出場しておらず、アルゼンチンとの対戦はなかった。
そしてW杯に出場したブラジル代表は南米大会で3位だったチリ代表、2位だったコロンビア代表を破り、着実にコマを進めていたものの、攻めのエース・ネイマールの負傷欠場と守備の要チアゴ・シウバの欠場もあり、その後のドイツ戦で惨敗してしまったのはご存知のとおり。宿敵アルゼンチン、メッシと対決することはなかった。
約2年ぶりとなる今回の対戦には、ブラジルはネイマール、アルゼンチンはメッシと、両国共にエースが出場する予定だ。
ネイマールとメッシ、両者ともにスペインのFCバルセロナに所属し、ピッチ内外で仲のいい二人も代表戦においては、完全にライバル。それぞれがキャプテンマークをつけて出場することが予想される今回のスーペルクラシコ、制するのは「王国の至宝」ネイマールか、「神の子」メッシか?
ブラジル代表はワールドカップの時とはメンバーもガラリと変わった。W杯で準優勝したアルゼンチンは10人以上が同メンバーを引き継いでいる。未知数ともいえる新しいセレソン・ブラジレイラの戦いぶりも楽しみだ。
日本での日本語でのテレビ放送はCSテレ朝チャンネル2が独占生中継(10月11日、21:00~23:15)を行う。
アルゼンチン対オランダ戦 メッシ
10月3日現在で公表されている出場メンバーは下記。
<ブラジル代表>
GK
ジェフェルソン(ボタフォゴ)
ラファエウ(ナポリ/イタリア)
マルセロ・グロイ(グレミオ)
DF
ダヴィ・ルイス(パリSG/フランス)
ジウ(ジウベルト・ヒベイロ・ゴンサウベス)(コリンチャンス)
ミランダ(アトレティコ・マドリードスペイン)
マリオ・フェルナンデス(CSKAモスクワ/ロシア)
フィリペ・ルイス(チェルシー/イングランド)
ドド(ジョゼ・ホドウフォ・ピリス・ヒベイロ)(インテル/イタリア)
ダニーロ(ポルト/ポルトガル)
フアン・ヘスス(インテル)
MF
カカ(サンパウロ)
ルイス・グスターヴォ(ヴォルフルブルグ/ドイツ)
エリアス(コリンチャンス)
フェルナンジーニョ(マンチェスター・C/イングランド)
ソウザ(サンパウロ)
FW
オスカー(チェルシー/イングランド)
エベルトン・リベイロ(クルゼイロ)
ロビーニョ(サントス)
ウィリアン(チェルシー/イングランド)
ネイマール(バルセロナ/スペイン)
フェリペ・コウチーニョ(リヴァプール/イングランド)
ジエゴ・タルデッリ(アトレチコ・ミネイロ)
<アルゼンチン代表>
GK
ロメロ(サンブドリア)
グスマン(ティグレス)
DF
ムサッチオ(ビジャレアル)
ベルジニ(サンダーランド)
サバレタ(マンチェスター・C/イングランド)
デミチェリス(マンチェスター・C/イングランド)
ロホ(マンチェスター・U/イングランド)
F・フェルナンデス(スウォンジー・シティ)
MF
マスチェラーノ(バルセロナ/スペイン)
ビリア(ラツィオ)
ディ・マリア(マンチェスター・U/イングランド)
パストーレ(パリSG/フランス)
ガイタン(ベンフィカ)
ロベルト・ペレイラ(ユヴェントス)
ペレス(ベンフィカ)
ラメラ(トッテナム)
FW
メッシ(バルセロナ/スペイン)
イグアイン(ナポリ/イタリア)
アグエロ(マンチェスター・C/イングランド)
開催日:10月11日(土)
場所:中国・北京
キックオフ時間:21:05
日本でのテレビ放送:CSテレ朝チャンネル2
ライブ中継時間:21:00~23:15
解説:松木安太郎
(文/加藤元庸、写真/アフロ)
写真上、ワールドカップブラジル大会、6月23日、ブラジル対カメルーン戦のネイマール。
写真下、ワールドカップブラジル大会、7月9日、アルゼンチン対オランダ戦のメッシ