カテゴリ : 社会
2014年 10月 6日 16:42
9月25日(木)、ブラジル地理統計院(IBGE)が6つの大都市圏における失業率を発表した。現地メディア(「G1」同日づけ)が伝えている。
77日間に渡る職員のストライキがあったため、3か月の間、記録は不完全な形で広報されていた。
改めて公表されたこの期間の失業率の数字は、5月4.9%、6月4.8%、7月4.9%となった。この7月の失業率は、合衆国の調査会社ブルームバーグが19名の経済学者の意見をまとめて作ったという予想よりも高かったという。
また、IBGEによると8月の失業率は2002年3月以来の最低水準となったという。
雇用の増加に関して現職ジウマ・ルセフ大統領は、大統領選の選挙運動の中で、自身の政策の“主要な成果のひとつ”だとアピールしていた要素でもある。
(文/加藤元庸、写真/Marcos Santos/USP Imagens)
写真はブラジルの労働手帳
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