カテゴリ : ビジネス
2014年 11月 6日 17:52
伯国(ブラジル)クレジット保護サービス(SPCブラジル)と全国商店経営者連合(CNDL)の調査によると、クリスマスの買い物は控えめに、と考えている人が増えたが、その一方、プレゼントの額の平均は昨年より上昇したと5日付エスタード紙が報じた。
クリスマスの買い物で使う金額を減らしたいという人は、昨年の13%から33%に増えた。金額を増やすつもりの人と同じ位と考える人は27%と40%で、各々、昨年の41%と46%より減った。
金額を減らしたいと考える理由は、借金があるが35%で、以下、失業中18%、節約する17%、プレゼントの値段が下がったから10%、他の事にお金を使いたい8%などとなっている。
その一方、個々のプレゼントにかけようと考えている金額の平均は、昨年の86.59レアルから122.40レアルに上がった。
プレゼントの額が上昇した理由は、物価高が51%、景気が思わしくないから14%、お祝いの気持ちをこめて12%、その他4%となっている。
なお、プレゼントの数を増やすつもりの人は50%から40%に減少。減らすつもりの人は13%から15%に、同じ位とで考えている人は37%から45%に各々増えた。プレゼントの数の平均は、昨年と同じ4.3個だった。
購入予定の場所はショッピング62%、インターネット40%、路上や近所39%。支払い形態は現金が50%で、依然として1位だった。
(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Fernando Frazão/Agência Brasil)
写真は2013年12月22日、クリスマス時期のリオデジャネイロ
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