ブラジルの連勝11でストップ。ネイマールはレッドカード

6月17日、チリのサンチアゴで開催されたブラジルにとっての第2戦では、ここまで11連勝していたブラジルがコロンビアに敗れた。

初戦から何人かのメンバーを代えていたドゥンガ監督。この日はDFチアゴ・シルバやFWフィルミノが先発起用して臨んだが、コロンビアに0対1で負けを喫した。

ネイマールはこの試合であまり活躍せず、緊張していたブラジル代表が本来のリズムを見せることはなかった。

そんな中、終了ホイッスル後、さらなる悲劇がブラジルに起きた。

ネイマールがコロンビアDFアルメロにボールを蹴り当て、カルロス・バッカとネイマールとの間で小競り合いが発生。主審がネイマールとバッカにレッドカードを見せ処分した。

試合中、既に今大会2枚目のイエローカードを受けていたネイマールは少なくとも次節のベネズエラ戦に出場できない。レッドカードを受けたことでこれからどんな影響を及ぼすのか。彼の活躍に頼っているブラジル代表に不安要素が残った。

（文／Masao Asano、写真／Rafael Ribeiro／CBF）
写真上は17日、コロンビア戦。下は16日、コロンビア戦に備えてドゥンガ監督のもとでトレーニングを行ったブラジル代表