ブラジルサッカー連盟、ブラジル代表の改善を目指す理事会開催へ
2015年 07月 2日成績不振が続くセレソン・ブラジレイラの改善を目指すべく、ブラジルサッカー連盟(CBF)のマルコ・ポーロ・デルネロ会長が、特別に理事会を開くと発言した。ブラジルサッカー連盟、「ガゼッタ・エスポルチーヴァ」が伝えた。
理事会の構成メンバーとして公表されているのは、現ブラジル代表監督ドゥンガと、コーディネーターのジルマール・リナルディ。
他には、名は明かされていないが、歴代代表監督、クラブチーム監督、優勝経験のある歴代選手、ジャーナリスト、スポーツドクターなどが召集される予定とのこと。
理事会ではブラジルサッカーの発展が争点になるとマルコ・ポーロ・デルネロ会長は語った。
「我々の仕事スタイルは話し合いによって行われる。就任してからの2ヶ月半、多くのブラジルサッカー界関者と接触してきた。ブラジル代表に関しても同じように、偉大なサッカー史を築いてきた人々に意見を聞き、発展のために力を合わせていきたい」
また会長は、問題点を知ることが重要だとも述べた。
「経験豊富なメンバーの話を理解した上、問題がいつから、そしてどこにあるのかを見抜き、解決するよう労力を尽くさなければいけない。みんなの理解を得て、ブラジルサッカー将来のために改善策を見出したい」
最初の話し合いは7月6日(月)、サッカー連盟本部で行われる予定。
しかし今回の理事会召集の発表を受けて「会長ごと全部代えれば問題は解決する!!!」と言う声も。問題はピッチの中ではなく、連盟本部にあるという意見もあるようだ。
話し合いだけで何もアクションしないという状況で終らなければいいと思う。
(文/Masao Asano、写真/Rafael Ribeiro/CBF)
問題の根源はピッチの外にある!? 写真はコパアメリカでの対コロンビア戦のネイマール