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スペインの老舗企業と提携か。世界を見据えるリオの老舗化粧品ブランド「グラナード」

ロクシタン ブラジル オリンダ

「(化粧品)は世界中で今も成長し続けている分野であり、中でもブラジルはこの成長をけん引する市場を持つ国のひとつです。投資家にとって注目すべき場所のひとつです。幅広い世代の消費者によって製品の品質が認識されています。これは特別なケースです。ロクシタンをみてください。メインラインを支える形で、ポートフォリオの構成を支える多様な製品を打ち出して、着実に成長を続けています」(GS&MDコンサルティングのアナ・パウラ・トッシ・エグゼクティヴ・ディレクター)

コンサルタントのルイス・エンヒッキ・ストーケル氏も、世界第三位の市場を持つブラジルの化粧品・美容用品市場のポテンシャルについて述べた。

「ブラジルの化粧品、美容分野の製品の企業は、いまだ国内で採取できる自然素材を使用した製品を展開していますが、この天然素材はいまだ探求され続けています。巨大な市場の潜在力を秘めているといえるでしょう。長期的な視野に立ち投資を行うことで、(結果的に)ブラジル国内だけでなく国外でも発展するブランドを手に入れることができるでしょう」(ルイス・エンヒッキ・ストーケル氏)

グラナードの海外展開が始まったのは2013年で、パリのボン・マルシェ百貨店におけるポップアップストアだった。ただしこれはイベントとしての出店で、パリに支店を開設するには至らなかった。

しかし海外の顧客獲得に積極的に動いており、7月にはガレォン空港、第二ターミナルの新設エリアに開設した。

安定供給を行うための準備も進めている。2015年には3億レアルを投じてジャペリに工場を設立した。同工場では月産250万の製品が作られているが、この倍の製品を製造が可能だという。

(写真・文/麻生雅人)
写真はブラジルのみで展開されている、ロクシタンの”ブラジル・ライン”のひとつ、オリンダ・シリーズのディスプレイ

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