ロクシタン・ブラジルが新ライン「アブラッソ」を展開
2017年 01月 11日フランスの化粧品メーカー、ロクシタンのブラジル支社「ロクシタン・ブラジル」が、2016年秋に、年末のクリスマスシーズンに向けて新シリーズ「アブラッソ」を発売した。
天然素材のみを製品の原料にしていることで知られる同社は、ブラジルではブラジルならではの植物や果物などを原料に使ったブラジル限定ラインを発売している。「アブラッソ」もブラジル限定ラインのひとつ。
アブラッソとはポルトガル語でハグ、抱擁を指す言葉で、ブラジルでは男女を問わず、親しみを込めた挨拶として日常的に行われている習慣。「アブラッソス・ド・ブラジル! ~ブラジルの抱擁~」(2014年)、「UM ABRAÇO! ブラジルウイーク ~フェイラ・コロリーダ~」(2016年)と、伊勢丹新宿店のブラジルウィークでもキーワードになった。
ロクシタン・ブラジルの「アブラッソ」ラインは、バニラノート、ミルク、ムスクの甘い香りと、これまでロクシタン・ブラジルがこれまでリリースしてきたブラジル限定ライン各種(マンダカルー(サボテンの一種)、ブロメリア(パイナップル科の植物)、ヴィトーリアヘジア(オオオニバス)、アラウカーリア(パラナ松)、アグアペー(水上花の一種))の香りもミックスしているのが特徴とのこと。
「クリスマス時期、ブラジル人はプレゼントのやりとりもさることながら、親しい人とともに過ごすことが大事です。誰がアブラッソを嫌がるでしょう! そしてアブラッソは、祝福と幸せを運んでくれます。これはロクシタン・ブラジルが提案する、心を込めた贈りものです」(ブラジル・ロクシタン、ヴィトーリア・ガーロ・マーケティング部長)
パッケージ・デザインは、さまざまな形のアブラッソにインスパイアされた、抱擁によって人々のつながりをイメージした図版だという。
「アブラッソ」ラインは、コロン、ボディローションデオドラント、ハンドクリーム、ボディシャンプー、固形石鹸の5種類が発売中。
(写真・文/麻生雅人)