化粧品ブランド、グラナードが「トロピカーリア」シリーズを発売

2017年 01月 15日

グラナード トロピカーリア

リオデジャネイロの老舗化粧品ブランド「グラナード」が、19世紀に薬局として営業していた時代をイメージしたデザインのビンテージラインから新シリーズ「トロピカーリア」を発売した。

「トロピカーリア」シリーズは今夏シーズン向けのアイテムとして発売されたラインで、保湿ローション、ボディソープ、固形石鹸の3種類が用意された。

グラナードによると同シリーズの商品には、ベルガモット、レモン、ジャスミン、アイリス、サンダーロ(白檀)といった木や花、フルーツの香りをソフィスティケートされたスタイルで配合されているとのこと。動物性由来の成分、着色料は使われておらず、ラベルはすべて再生紙を使用しているという。

シリーズのビジュアル・コンセプトは、1930年代ごろに合衆国のマイアミで花開いたトロピカル・デコ建築にインスピレーションを得ているとのこと。デザインも、マイアミにあるマルチブランドブティック「ウェブスター」とのコラボレーションで手掛けられた。「ウェブスター」のショップは、トロピカル・デコ建築を数多く手掛けた建築家ヘンリー・ホハウザーが39年にホテルとしてデザインした建物をリーフォームして使っていることでも知られる。

(写真・文/麻生雅人)