ビーチでのナンパ経験、世界17カ国でブラジルは1位、日本は17位

2017年 08月 19日

ビーチナンパ事情

世界最大級の総合旅行サイト「エクスペディア」の日本語サイト「エクスペディア・ジャパン」が夏休みシーズンに合わせて、世界17カ国の18歳以上の男女計15,363名を対象に、「ビーチ旅行」に関する意識の国際比較調査を実施した。

世界17カ国の男女に「ビーチでのナンパをしたことがあるか」、「知らない人とビーチでいちゃいちゃしたことがあるか」というロマンスに関する質問では、日本人はこれらの経験が世界で最も少ないという結果となった。

この結果を受けてエクスペディア・ジャパンは、開放的になるビーチという場においても、日本人は恋愛に対して消極的だということが伺えるとしている。

ビーチナンパ事情

逆に「ナンパ」経験が一番多いのはブラジル、「知らない人といちゃいちゃしたことがある」が一番多いのはアメリカ合衆国という結果になった。韓国も、日本に比べるとロマンスを楽しんでいる人が高い割合となった。

「ビーチで夕日デートをしたことがあるか」という質問に対しても、日本人が一番少ない割合という結果に。アンケートは、実際に夕日デートをしたことがある日本人は25%という結果を示した。

ビーチでの「夕日デート」は、メキシコ、ブラジル、ドイツでは約7割の人が経験があるという結果になった。エクスペディア・ジャパンは、この3カ国はロマンスに関する質問では必ず上位に入っており、ビーチという場を恋愛に上手に活用しているようだと指摘している。

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また、「ビーチでヌードになったことがある」という質問で、なったことがあると答えた日本人は2%。2年連続で世界で最も低い割合となった。「ビーチでトップレスになった経験がある」という女性も日本は1%で、同じく世界最下位となった。エクスペディア・ジャパンによると、背中をキレイに焼くためにビーチでヌードになる人は海外では多く見られるという。

「ビーチで許せない人の行動」の1位は「帰る時に片付けをしない人」、2位に「酔っぱらい」、3位には「音楽を大音量でかけている人」という結果になった。世界のデータを見てみると、「酔っぱらいを許せない」と思う人の割合は約5割なのに対し日本人は約7割にのぼり、他国と比べると「酔っぱらい」に対して厳しいことが示された。

アンケートはアメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、ブラジル、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、オランダ、ベルギー、オーストラリア、ニュージーランド、日本、韓国、インド、タイの17か国の18歳以上の男女、計15,363名に対してインターネットリサーチの形で行われた。

調査が行われたのは2017年5月。また、本調査では小数点第1位で四捨五入しているため、足し上げても合計数値が100%とならない場合があるとのこと。

(文/麻生雅人、写真・画像提供/AAE Japan)