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「国債格付引き下げは経済成長に影響なし」。メイレリス財務相がコメント

メイレリス財務相

財務相は、選挙対応のための閣僚の入れ替え人事が財政案の両院での決議に影響する可能性については否定した。

「財政に関する施策案はすべて昨年、議会に提出されたものです。2018年と2019年の一部の財政修正案については第1四半期に決議されます。決議が後ろ倒しになるとは見ていません」(メイレリス財務相)

S&Pの格付け引き下げの発表は11日の株式市場引け後に行われた。国債価格の下落・金利上昇懸念から翌1月12日のブラジル株式指数Ibovespaは前日比マイナス0.55%で始まったが、日中に値を戻し、前日終値とほぼ同水準のマイナス0.02%まで回復して引けた。

株式市場の動きは今のところ、メイレリス財務相の発言を裏付ける動きをしているといえる。しかしながら財政均衡・景気回復の基礎となる社会保障制度改革と2018年総選挙次第でシナリオが大きく変わりうる点には引き続き注意が必要だ。

(文/原田 侑、写真/Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)
写真は1月12日、ブラジリア。S&Pの格付け引き下げを受けて会見するエンヒッキ・メイレリス財務相

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