ブラジル南部ガウーシャ山地に、雲を見下ろせる絶景スポットがプレオープン
2024年 06月 9日
リオグランジドスウ州グラマード市とイグレジーニャ市の市境に、新しい観光名所「パラドウロ・ダス・ヌーヴェンス」がプレオープンした。
パラドウロとはリオグランジドスウ州で、家や牧場の囲いに近い場所、飼われている牛が夜を過ごす場所などを指す言葉だが、ホテルやレストラン、ドライブインなどによくつかわれる言葉でもある。
パラドウロ・ダス・ヌーヴェンス、雲のパラドウロと名付けられたこの施設は、海抜約800mの高さで、パラニャーナ渓谷、シノス渓谷、そしてポルトアレグリ都市圏の一部が見渡せるという絶景スポットとのこと。
視界の良い日にはアレーナ・ド・グレミオの一部や、首都圏を飛行する飛行機が見えることもあるという。
曇りの日には、谷を覆う雲を見下ろすことができる日もあるとのことで、それはそれで幻想的で独特の体験ができそうだ。
場所はガウーシャ山地地域のEstrada Geral Linha Dreyer, 4015。グラマード市中心部から24km、イグレジーニャ市中心部から15km、ポルトアレグリ空港から92km、トレス・コロアス市から20km、カネラ市から31kmに位置している。
7月1日より入場料金は一人30レアルとなるが、6月中は週末に事前予約をすれば無料で入場できるとのこと。土曜は11:30~23:00、日曜は11:30~18:00まで。
施設には軽食とドリンクのメニューも用意されている。結婚式やパーティでの利用も可能。入場予約は公式インスタグラム @paradourodasnuvensより。
(文/麻生雅人)