元ブラジル代表監督チッチ、クルゼイロへ。ガビゴウは移籍か

2025年 12月 18日

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12月16日、ミナスジェライス州ベロオリゾンチ市。コパ・ド・ブラジル敗退後、クルゼイロはチッチ監督と2026年末までの契約を締結(写真/Gustavo Aleixo/Cruzeiro)

ブラジルのサッカー界で移籍のニュースが飛び交うシーズン、短期間の交渉を経て、元ブラジル代表監督チッチが2026シーズンから、“ハポーザ”ことクルゼイロを率いることが決まった。現地メディア「グローボ・エスポルチ」が伝えている。

チッチはコパ・ド・ブラジル準決勝敗退後に辞任を申し出たポルトガル人監督レオナルド・ジャルジンの後任となる。新指揮官となるチッチは、マテウス・バッキ、ヴィニシウス・ベルガンチン両コーチ、そしてフィジカルコーチのファビオ・マセレジアンを伴ってチームに合流するという。バッキとマセレジアンは直前までサントスに所属しており、ベルガンチンはアヴァイで活動していた。

チッチがクルゼイロと合意したことで計画の変更を余儀なくされたのが、同様にチッチの獲得を想定していたインテルナシオナウ。首脳陣は方針転換を余儀なくされ、現在は別の指揮官の獲得に照準を合わせている。

「グローボ・エスポルチ」によると、奇しくも新たな候補者は、かつてクルゼイロの指揮を執った人物。ウルグアイ人監督パウロ・ペッソラーノだ。彼はイングランド2部のワトフォードを解任されて以降、フリーの立場にあり、インテルナシオナウが新たな監督候補として交渉に乗り出しているという。

同紙はまた、新監督の就任を受けて“ハポーザ”が次に解決すべき課題はガビゴウの去就だとも伝える。現在もサントスが獲得を狙っており、クラブ側は数名の選手を放出して給与総額を軽減し、ストライカーの“再獲得”を実現するプランを検討しているという。

火曜日、チッチ招聘を正式発表した直後、クルゼイロのSAFオーナーであるペドロ・ロウレンソは、ガビゴウの去就については言葉を濁したという。

クラブ側は当初、2026シーズンに向けて選手を放出する意向はないと説明していたが、ガビゴウに関して質問を受けると、これは後に解決すべき案件だと語り、明言を避けたという。

チッチ監督は2022年ワールドカップで、当時フラメンゴの主力として活躍していたガビゴウを招集しなかった経緯がある。

いずれにせよ、クルゼイロではすでに、センターバックのガマラ、ボランチのエドゥアルド、そしてFWのボラシエの3選手の退団が発表されている。

一方、サントスは攻撃陣の補強に向けて動いている。2026年にガビゴウことガブリエウ・バルボーザの復帰を実現するため、クラブは給与総額を抑えるべく複数選手の放出を検討中だ。ガビゴウは同クラブの下部組織出身であり、再獲得は象徴的な意味を持つと「グローボ・エスポルチ」は報じている。

放出候補には、センターフォワードのシキーニョ・ソアーリス、右サイドバックのマイキ、さらにアルジェリア人FWブラヒミ・ビラルの名前が挙がっているという。

(文/麻生雅人)