ポルト、ブラジル人DFチアゴ・シウバの獲得を発表

ポルト（ポルトガル）は12月20日（土）、ブラジル人DFチアゴ・シウバの獲得を発表した。現在41歳のベテランDFは、欧州シーズンの終わりとなる2026年6月までの期間でポルトガルの名門と契約を結んだ。同選手は先週、フルミネンシからの退団に合意していた。

チアゴ・シウバにとって、ポルトでのプレーはこれが初めてではない。2004-05シーズンには、同クラブ（愛称：ドラゴンス）のBチームに所属していた経歴を持つ。また、同選手は以前のインタビューにおいて、2026年ワールドカップでのブラジル代表復帰という夢を今も抱いていることを明かしていた。

ACミラン（イタリア）、パリ・サンジェルマン（フランス）、チェルシー（イングランド）といった欧州のビッグクラブを渡り歩いてきたセンターバックは、「再び『ドラゴンス』に戻ってこられたことを報告できて、この機会を非常に光栄に、そして嬉しく思っています。モチベーションは非常に高く、チームに最大限の貢献ができることを願っています」と決意を語った。

今月17日（水）、フルミネンシはチアゴ・シウバの退団を発表した。クラブ側の声明によれば、同選手は「クラブとの契約解除を正式に受理した」という。

フルミネンシは公式発表の中で、「クラブの下部組織出身であるチアゴにとって、今回がトップチームでの2度目の在籍期間の終焉となる。2007年のコパ・ド・ブラジル優勝メンバーであり、主将も務めた彼は、トリコロールのユニフォームを身にまとい、通算212試合出場19得点という記録を残した」と、その功績を称えた。

（記事提供／Agência Brasil、構成／麻生雅人）