ブラジルとポルトガル、メルコスール—EU協定の加速を確認

2026年 01月 14日

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EU–メルコスール包括的パートナーシップ協定(EMPA)及びEU–メルコスール暫定貿易協定(iTA)の署名式は1月17日にパラグアイ・アスンシオンで予定されている(写真/União Europeia/Mercosul)

ブラジルのルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ大統領は1月13日(火)、ポルトガルのルイス・モンテネグロ首相と会談した。ブラジル大統領府の発表によれば、両首脳は、欧州連合(EU)と南米南部共同市場(メルコスール)との間で合意された通商協定の承認を歓迎した。この協定は、今月17日にパラグアイで署名される見通しだ。
交渉開始から25年を要した新協定は、署名後も加盟国それぞれの国内手続きを経る必要がある。

大統領府によると、会談の中でモンテネグロ首相は、協定締結に向けたルーラ大統領の尽力を称賛したという。両首脳はまた、新たなルールをできるだけ早く発効させる必要性について意見を交わした。

大統領府の声明によると、両首脳は「両ブロックの決定は、多国間主義と自由貿易を擁護するうえで極めて重要な一歩であり、現在の歴史的局面において大きな政治的・戦略的意義を持つ」との認識で一致した。

また、協定の実施に向け、両国が迅速かつ効率的に協力し、締結されたパートナーシップの具体的成果を各国の国民が実感できるようにする必要があるとの考えでも合意した。

ルーラ大統領とモンテネグロ首相は、ベネズエラ情勢についても意見を交わし、南米地域の安定維持の必要性を確認した。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)