リオ市港湾地区でウニードス・ダ・チジュッカが新たな練習場を建設へ

2026年 01月 30日

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写真は現在のウニードス・ダ・チジュッカの練習場(写真/Fernando Frazão/Agência Brasil)

リオ市港湾地区ガンボアに拠点を置くエスコーラ・ジ・サンバ(サンバ団体)ウニドース・ダ・チジュッカが、新たな練習場を建設することになった。総額1,350万レアルの投資を受け、新設される。

敷地面積は約2,500平方メートルで、「シダージ・ド・サンバ」(エスコーラ・ジ・サンバ各団体が山車の制作などを行うカーニバルの準備のための工房施設)近くに位置しており、市が進めるカーニバル強化策および文化産業の振興施策の一環として整備される。

工事の完了までには約9か月を見込んでおり、同サンバ団体による通年利用が可能な設備を整え、文化施設としても活用できる環境を整備することが目的とされている。

エドゥアルド・パエス市長は、「カーニバルは数日間の祭典そのものだけではありません。エスコーラ・ジ・サンバは、私たちの街のアイデンティティを形づくる重要な存在です」と強調した。

1階部分には、屋根付きの練習場、ステージ、バテリア(打楽器隊)の倉庫、控室、そして屋外多目的スペースが設けられる計画だ。さらに、売店、チケット売り場、3つのバー、厨房、救急車専用のアクセスを備えた医療ポスト、男女別トイレ、障害者用トイレ、エレベーターも整備される。

上階には、VIPボックスを備えた中二階、事務部門、トイレ、屋外テラス、補助バーが設置される予定だ。施設全体は、現行の技術基準に沿って、アクセシビリティ、安全性、快適性を確保する設計となっている。

「これはエスコーラ・ジ・サンバの歴史を大きく変える出来事です。地域住民、観光客、関係者にとってプラスになり、雇用も生み出します。年間365日稼働する練習場になるでしょう」と、グレミオ・へクレアチーヴォ・エスコーラ・ジ・サンバ・ウニードス・ダ・チジュッカのフェルナンド・オルタ会長は語った。

市当局によると、この新施設は、団体の組織運営の持続性に寄与し、雇用と所得の創出を強化するとともに、カーニバル制作に携わる専門職の価値向上にもつながるという。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)