Iphan、部分崩落したサウヴァドール市の教会修復に2,000万レアルを拠出

2026年 02月 6日

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修復作業が進められているサン・フランシスコ・ジ・アッシス教会、サウヴァドール市(写真/Defesa Civil de Salvador/Divulgação)

国立歴史芸術遺産院(Iphan)は今週、サウヴァドール市(バイーア州)で2025年に崩落したサン・フランシスコ・ジ・アッシス教会の修復に向け、2,000万レアルを投じると発表した。「黄金の教会」として知られる同教会はペロウリーニョ地区に位置し、現在はIphan主導のもと、完了時期未定の緊急工事が進められている。

今回の資金は連邦政府の新PAC(成長加速計画)から拠出され、サン・フランシスコ修道院の修復工事にも充てられる。

ただし、複合施設全体の改修費用は約9,000万レアルに達すると見積もられている。バイーア州のフランシスコ会コミュニティは、修復資金を拡充するため、全国規模の募金キャンペーンを実施する意向を示した。

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2025年2月5日に部分崩落した、ペロウリーニョ地区のサン・フランシスコ・ジ・アッシス教会の天井(写真/Maiara Cerqueira/MinC)

教会の天井が部分的に崩落したのは昨年2月5日の午後2時30分頃で、26歳の観光客が死亡し、5人が負傷した。崩落以降、現場は一般公開を停止したままとなっている。

事故の犠牲者であるジウリア・ヒゲットさんを追悼するミサが、今週木曜日の17時から、事故現場に隣接するサン・フランシスコ第三会教会で執り行われる予定だ。彼女はサンパウロ州内陸のヒベイラォン・プレット出身で、恋人や友人とともに教会を訪れていた際に天井の一部が落下した。事故については、現在に至るまで司法的責任は確定していない。

サン・フランシスコ・ジ・アッシス教会は17〜18世紀に建てられ、Iphanにより文化財として登録されているほか、世界に残るポルトガル起源の七大建築物の一つとされている。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)