サッカークラブ、ボタフォーゴが運営するサンバ団体がリオのカーニバルに出場

2026年 02月 15日

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ボタフォーゴ・サンバ・クルービの演出家ハファエウ・トヘスとアレシャンドリ・ハンジェウ(写真提供/Cintia Mello)

2月14日(土)にパレードが行われるリオデジャネイロのカーニバル「セリエ・オウロ(2部リーグ)」では、インペリオ・セハーノやエスタシオ・ジ・サーといった伝統校に加え、若いエスコーラ・ジ・サンバ(サンバ団体)もタイトル争いに加わっている。優勝校には、2027年のグルーポ・エスペシアウ(1部リーグ)への昇格枠が与えられる。

2018年に創設されたサンバ団体ボタフォーゴ・サンバ・クルービは、翌2019年にセリエD(5部リーグ)で初めてパレードに参加し、リオ市北部インテンデンチ・マガリャンイス大通りのパッサレーラ・ポプラール・ド・サンバ(下位リーグのサンバ行進会場)でデビューした。

その後、セリエ・プラッタ(3部リーグ)へ昇格し、2025年にはセリエ・オウロ(2部リーグ)に到達。サッカークラブに所属するサンバ団体としては初めて、マルケス・ジ・サプカイ(1部リーグ、2部リーグのサンバ行進会場)でのパレードを実現した。

クラブ(ボタフォーゴ)のエンブレムと同様に団旗にも、黒地に、白い星(通称「孤星(エストレーラ・ソリターリア)」)が描かれている。

2026年のエンヘード(行進のテーマ)は「芸術の中に花開くブラジル」。造園界の巨匠ホベルト・ブルレ・マルクスへのオマージュで、カーニバル演出家ハファエウ・トヘスとアレシャンドリ・ハンジェウが手がけた。

行進の第1ブロックでは、ブルレ・マルクスのモダニスト庭園の源流となった抽象絵画が取り上げられる。

「このブロックでは、彼は他国から持ち込まれた外来植物を用いるヨーロッパ的な様式を捨て、ブラジル固有の植物へと置き換えていきます」(ハファエウ・トヘス)

続くブロックでは、近代造園の発明がテーマとなり、コパカバーナの遊歩道が象徴的に扱われる。

ブラジルの植物相に寄せたブルレ・マルクスの深い愛情は、「熱帯に花開くモダニズム」を表現する、2番目のメストリ・サラ&ポルタバンデイラ(旗手をエスコートする舞手と、団旗を掲げる旗手のペア)によって描かれる。

ブルレ・マルクスがブラジル各地のバイオームを巡った探検行は第3ブロックで展開され、それぞれの地域固有の植物が強調される。行進を締めくくる最終ブロックには、「芸術家の視点から再発見されたブラジル」を表す山車が登場する。

そのレガシーが今も生きていることを示すため、パレードの最後にはブルレ・マルクス邸を象徴する山車が配置される。

「そこは彼が暮らし、自宅を植物学の実験室とした場所であり、現在は世界遺産として登録されています」(ハファエウ・トヘス)

2月13日(金)に登場するサンバ団体

  1. ウニードス・ド・ジャカレジーニョ
  2. イノセンチス・ジ・ベウフォルジ・ホッソ
  3. ウニードス・ド・パルキ・アカリ
  4. ウニードス・ジ・バングー
  5. ウニードス・ジ・パードリ・ミゲウ
  6. ウニアォン・ダ・イーリャ・ド・ゴヴェルナドール
  7. アカデミコス・ジ・ヴィガーリオ・ジェラウ

2月14日(土)に登場するサンバ団体

  1. ボタフォーゴ・サンバ・クルービ
  2. エン・シーマ・ダ・オーラ
  3. アハンコ・ド・エンジェーニョ・ジ・デントロ
  4. インペリオ・セハーノ
  5. エスタシオ・ジ・サー
  6. ウニアォン・ジ・マリカー
  7. ポルト・ダ・ペドラ
  8. ウニードス・ダ・ポンチ

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)