ミナス州の豪雨、死者47人・行方不明者20人に

2026年 02月 26日

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2月25日、ミナスジェライス州ジュイス・ジ・フォーラ市南東部セラーミカ地区で作業を行う消防隊員。同州被災地には救助活動には約120人の消防隊員が投入されている(写真/Tomaz Silva/Agência Brasil)

ミナスジェライス州消防本部(CBMG)は2月25日(水)夜、州南東部のゾナ・ダ・マタ地域を襲った豪雨による洪水と土砂崩れで、死者が47人に増えたと発表した。

これまでに、ジュイス・ジ・フォーラ市で41人、ウバー市で6人の遺体が収容された。行方不明者は20人となっている。

救助活動には約120人の消防隊員が投入されている。ジュイス・ジ・フォーラ市を管轄する第3消防作戦司令部のジョゼリト・オリヴェイラ・ジ・パウラ大佐は、危険区域から避難した住民が再び自宅に戻ってしまうケースが懸念されると述べた。

「危険区域から退避した人々の中には戻ってしまった方もいますが、これらの地域は引き続き立ち退いていただく必要があります」と、大佐は市内で最も被害が大きかったジャルジン・ブルニエ公園で行われた記者会見で警告した。

消防本部によると、ゾナ・ダ・マタ地域では今後も雨が続く見通しだが、降り方は弱まり、救助活動や、水道・電力などの生活インフラの復旧作業が進む可能性があるという。

州防災局によると、ジュイス・ジ・フォーラ市では家を失った住民が400人以上、さらに197人が避難住民となっている。ウバーでは38人が家を失い、321人が避難住民となっている。これまでに200人以上が危険区域から救助された。

「避難住民」は、危険や損壊により自宅を離れざるを得なかったものの、親族や友人宅、あるいは別の持ち家など行き先がある人を指す。一方、「家を失った住民」は、自宅を離れたものの行き場を失い、体育館や学校など、公的または民間の避難所に身を寄せる人を指す。

25日(水)、現地を視察したヴァウデス・ゴイス統合・地域開発相は、連邦政府が派遣した支援チームが当面の間、州内に留まると説明した。チームには、同省傘下の災害支援グループ(GADE)の専門技術者も含まれる。

また、保健省の国家保健システム(SUS)や社会福祉システム(SUAS)、公衆衛生緊急部門のチームも、被災住民への支援にあたっている。

国家防災庁は、ジュイス・ジ・フォーラ市で「非常事態」を認定し、ウバー市とマチアス・バルボーザ市についても簡易手続きで同様の認定を行った。これらの認定を示す省令は、連邦官報(DOU)の号外で公布された。

連邦政府による「緊急事態」または「非常事態」の認定を受けた自治体は、統合・地域開発省を通じて、防災・救援活動のための財政支援を申請できる。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)