フラメンゴ、PK戦でフルミネンシを下しリオ州選手権3連覇

2026年 03月 9日

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マラカナン・スタジアム、リオデジャネイロ、3月8日。カンピオナート・カリオカ2026決勝でフラメンゴがフルミネンシを破り3連覇を果たした(写真:Gilvan de Souza/Flamengo)

フラメンゴは3月8日夜、リオデジャネイロのマラカナン(正式名称ジョルナリスタ・マリオ・フィーリョ)スタジアムで行われたカンピオナート・カリオカ決勝で、フルミネンシをPK戦の末5–4で下し、大会3連覇を達成した。

90分間は0–0で終了し、勝負はPK戦へ。アルゼンチン人GKアグスティン・ロッシが、グーガの3本目と、サドンデスに入ったオターヴィオの5本目を止める活躍を見せた。試合の模様はラジオ・ナシオナウが生中継した。

クラブ史上40個目となるカリオカォン(カンピオナート・カリオカ)優勝トロフィーの獲得は、新たに就任したポルトガル人指揮官レオナルド・ジャルジン監督にとって、就任後初のタイトルとなった。ジャルジン監督は、先週火曜日(3日)にフィリペ・ルイス前監督が解任されたのを受け、この日、同チームの指揮官としてデビューした。

フーブロ・ネグロ(フラメンゴ)は依然としてカリオカォン最多優勝クラブであり、これにフルミネンシ(33回)、ヴァスコ(24回)が続く。トロフィーに加え、フラメンゴには1,000万レアルの賞金が授与された。一方、トリコロール(フルミネンシ)はリオデジャネイロ州サッカー連盟(Ferj)から500万レアルを受け取った。

前半は慎重な展開となった。両チームとも守備は確実に機能していたものの、攻撃面での創造性は乏しく、決定機はほとんど生まれなかった。16分、フラメンゴのペドロが最初の好機を迎えたが、シュートは弱く、GKファビオが難なくセーブ。

その2分後にはフルミネンシが反撃。ルーチョ・アコスタがボールを流し、セルナがエリア内からシュートを放ったが、フラメンゴの右サイドバック、バレラに当たって外れた。試合はその後も膠着状態が続いた。45分には、レオ・ペレイラが頭でループ気味のシュートを放ち、フラメンゴに先制のチャンスが訪れたが、GKファビオが後方へ下がりながらゴールライン上で防いだ。

後半に入ると一転して緊張感が高まった。開始3分、フルミネンシはルーチョ・アコスタがエルクリスとのワンツーから左足でシュートを放ち、先制に迫ったが、GKロッシが鋭い反応で弾き、得点を許さなかった。
その後もラランジェイラス(フルミネンシの愛称)は攻勢を強め、11分にはセルナがペナルティーエリア内から鋭いシュートを放ったが、ボールは左ポストすれすれに外れた。

フラメンゴに最も大きなチャンスが訪れたのは32分。アレックス・サンドロがクロスを送り、アラスカエタがエリア内でヘディングしたが、ボールはクロスバーの上へ外れた。

さらに3分後、プラッタがエリア内へクロスを入れると、ボールはレオ・オルチスに当たってこぼれ、レオ・ペレイラの足元へ。しかし、同選手のシュートは弱く、右ポスト脇をかすめて外れた。

<PK戦>

最初のキッカーはフラメンゴのボランチ、ジョルジーニョ。落ち着いて決めて先行すると、続くフルミネンシはガンソが確実に成功させた。

その後、フラメンゴのルイス・アラウージョが中央へ弱いシュートを放ち、GKファビオに容易に止められて失敗。続くサバリーノはロッシの守るゴール左隅へ鋭いシュートを突き刺し、アルゼンチン人GKにはどうすることもできなかった。

この時点でフラメンゴは1–2と劣勢だったが、エヴェルトン・セボリーニャが3人目のキックを成功させ、差を詰めた。続くフルミネンシのグーガはミドル気味の高さへ蹴ったものの、GKロッシがキャッチし、スコアは2–2の振り出しに戻った。

4人目では、フラメンゴはレオ・ペレイラが成功させ、フルミネンシもギリェルミ・アラーナが決めて応戦。

続く5人目、フラメンゴはルーカス・パケタが確実に沈め、フルミネンシもジョン・ケネジーが冷静に決めて同点を維持した。

勝負の行方はサドンデスの最初のキックで決まった。フラメンゴのレオ・オルチスがゴールネットを揺らすと、続くフルミネンシのボランチ、オターヴィオのシュートをGKロッシが見事にセーブ。この瞬間、ロッシは決勝の“英雄”となり、フラメンゴのタイトル獲得が確定した。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)