ベネズエラでM7.5の地震 建物倒壊、非常事態を宣言
2026年 06月 25日
ベネズエラ国内では6月24日(水)の夕方から夜にかけて、リヒター規模7.2と7.5(マグニチュード7.2、7.5相当)の強い地震が相次いで発生し、その後20回の余震が続いた。国営テレビ局テレスールが伝えたところによると、デルシー・ロドリゲス大統領は声明で、災害対応のため非常事態を宣言したと発表し、国民に対し「命を守るため団結を」と呼びかけた。
テレスールによると、国内で最も被害が大きかったのは、トルヒーリョ、ヤラクイ、カラボボ、アラグア、ミランダ、カラカス、ラ・グアイラの各地域。大統領は医療従事者の総動員を指示したほか、今週数日間の授業を停止すると発表した。
米国の国家津波警報センターによると、2つの地震は39秒の間隔で発生。同センターは一時、プエルトリコと米領バージン諸島に津波警報を出したが、その後解除された。
<ブラジル北部でも揺れを観測>
ブラジル北部でも揺れを感じたとの報告が相次いだ。アマゾナス州の防災当局によると、マナウス、バルセロス、イランドゥーバの住民が地震を感じたが、被害は確認されていない。
パラー州ベレンのイゴール・ノルマンド市長はSNSで、市内でも揺れが観測され、ウマリザウ、ジュルナス、クレマサォン、ペドレイラの各地区で建物が安全確保のため避難したと明らかにした。市長は住民に対し、冷静に行動し、行政の指示に従うよう呼びかけた。
テレスールによると、主要地震の震源はユマレから23キロの地点。国営放送は、今回の揺れが「過去100年以上で最も強い地震の一つ」だと伝えている。
同国でこれに匹敵する規模の地震は2018年に発生したマグニチュード7.3で、ブラジル、ガイアナ、カリブ海の島々など少なくとも10カ国に影響が及んだ。
(記事提供/Agência Brasil : ロイター、テレスールの情報をもとに作成、構成/麻生雅人)




