ブラジルで開催された熱気球世界選手権で、藤田雄大さんが優勝。日本初の世界チャンピオンに
2014年 07月 29日サンパウロ州リオ・クラーロ市で7月17日から28日まで(競技は20~26日)約10日間にわたり開催された第21回熱気球世界選手権(FAI World Hot Air Balloon Championship)。
同大会で、栃木県出身の日本人、藤田雄大さんが優勝したと、現地メディア(「グローボエスポルチ」、7月26日づけ)などが報じた。
熱気球世界選手権で日本人が優勝したのは藤田さんが初めてのことだという。
最終日に、藤田さんは17443ポイントと、2位のドイツ人ウーヴェ・シャイダーさんから1227ポイント引き離しで見事優勝を果たした。
ブラジル人のルペルシオ・リマさんは、前日の4位から上昇したものの、最終日には16064ポイントで3位に終わった。
熱気球世界選手権は、2年に1度開催され、飛行技術の正確さに点数をつけ順位を競う大会。2016年には、日本の佐賀県で開催される予定だという。
(文/柳田あや、写真/Rafael Neddermeyer/Fotos Públicas)
7月25日、サンパウロ種リオクラーロ。第21回熱気球世界選手権