クリスマス・シーズン。サンパウロで電飾バス、街を行く

2015年 12月 14日

onibus iluminada

クリスマスが近づき、イルミネーションで飾られたバスがブラジル、サンパウロ市内を走り始めている。現地メディア「G1」などが伝えている。

「G1」によるとクリスマスをテーマにしたイルミネーションで飾られたのは、サンパウロ市内の路線バス52台。12月7日(月)から一般運行をスタートしているという。

電飾の点灯は年明け、2016年の1月6日まで行われる予定。期間中、バスの運転手はサンタクロースの衣装を身に着ける。

イルミネーションで飾られたバスは6日(日)の夜、サンパウロ市内のパウリスタ大通りとイビラプエラ公園にてお披露目された。

サンパウロ市役所によると、電飾が、乗客の健康を害さないことと、運航に支障をきたさないことを、サンパウロ交通公社(SPTrans)によって検査されているという。

キャンペーンはサンパウロ市都市交通公共旅客企業組合(SPUrbanuss)、サンパウロ交通公社(SPTrans)、ソシカン(Socicam、乗客の運行業務をサポートする管理サービス会社)が協力して行っている。

また、12月18日~20日は、ドンペドロ公園駅のバスターミナルでサンタクロースとサポートメンバー3名が待機、記念写真を撮った子どもにお菓子を配るサービスも行う。このサービスが行われるのは18日は14時~20時、19日は10時~16時、20日は12時~18時。

そのほかサントアマーロ駅のバスターミナル中二階では12月16日~19日(13時~17時)にクリスマスカードを配布するサービスを行う。

(文/麻生雅人、写真/Sidnei Santos/SPTrans)
写真は12月14日、サンパウロ市内を走るクリスマスのイルミネーションで飾られた路線バス