リオデジャネイロ、大みそかイベントのごみは約700トン

2016年 01月 3日

コパカバーナ海岸

【リオデジャネイロ(ブラジル)】。1月1日(金)の朝、大晦日のイベントのために交通規制が行われていたコパカバーナ地区の道路は通常の状態に戻った。リオ市役所はレミ海岸に向かうアトランティック大通りの交通を開通させた。

“海の女神に捧げられた祭り”で混雑した海岸に放置されていたトン単位のごみを回収するために、数千人の清掃員が動員された。

またリオ市は2016年の新年を祝うイベントを、コパカバーナ海岸だけでなく、ゴヴェルナドール島のビッカ海岸、マドゥレイラ公園、ヘコンカーヴォ海岸、パケッタ島、フラメンゴ海岸などでも開催した。

リオ市都市清掃公社(Comlurb)によると、大晦日のイベント後、約700トンのごみが回収されたという。2014年の大晦日に出たごみの量、約680トンをいくばくか上回った。

ごみの量はコパカバーナ海岸だけで363.5トンで、うちリサイクルごみは48.3トンだった。約3700人の道路清掃スタッフが朝から仕事にとりかかった。作業は午後13時ごろに終了した。

リオ市都市清掃公社(Comlurb)のルシアーノ・モレイラ代表は、ビーチで寝てしまっている人がかなりの数いたため、作業に支障をきたしたと報告している。

(記事提供/Agência Brasil、写真/Isabela Vieira/Agência Brasil)
写真は1月1日、コパカバーナ海岸で清掃作業にあたる職員