カポエィラ団体が昇段式でクラウドファンディング実施中
2017年 09月 25日ブラジルの伝統武道カポエィラを通してブラジル文化の普及を目指す非営利団体アバダ・カポエイラが、10月8日(日)、神奈川県厚木市にある東町スポーツセンターで、同団体のアメリカ合衆国・ニューヨーク支部からメストリ(師範)・エジナ・リマを招へいして昇段式を行う。
カポエィラの昇段式は、ブラジルでは、キリスト教における洗礼式を意味するバチザードと呼ばれている。
入門者はこの昇段式(バチザード)で、師範(メストリ)や上級者と演武の手合わせをして団体の一員であることを認定される。認定されると帯とカポエリスタとしての通称名(アペリード)が授けられる。上級者にとっての昇段式は文字通り昇級試験(アヴァリアサォン)で、レベルに合わせた色の帯が授けられる。
また、カポエィラの団体が開催する昇段式(バチザード)には、他の流派のメンバーも参加して一堂に会するため、カポエィラ団体の交流の場でもあり、カポエィラの文化そのものを広く世間に紹介する場でもある。
アバダ・カポエイラでは、10月8日(日)の昇段式の開催にあたり、開催資金の一部をクラウドファンディングによる支援を募っている。支援を行うと金額によって、カポエィラの無料出張パフォーマンス(2万円支援の場合、限定3組)や無料ワークショップを開催(2万5000円支援の場合、限定3組)などさまざまなリターンが用意されている。
クラウドファンディングはhttps://readyfor.jp/projects/abadacapoeiraまで。
アバダ・カポエイラのHPはhttp://www.abadacapoeira.jp。
(文/麻生雅人、画像提供/アバダ・カポエィラ)