ワールドボクシング杯 カザフスタン2025でブラジルが金メダル4個を獲得

2025年 07月 7日

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ワールドボクシング杯 カザフスタン2025でブラジルは金メダル4個を獲得(写真/(C)World Boxing/Divulgação)

ブラジルのボクシングチームは、今週日曜日(7月6日)、ワールドボクシング杯 カザフスタン・アスタナ大会に出場し、金メダル4個を含む計7個のメダルを獲得して大会を終えた。緑と黄色の代表団は、金メダルに加え、銀メダル2個と銅メダル1個も獲得した。彼らの成績は、8回も上位に進出した開催国に次ぐものとなった。

4つの金メダルは男子競技で獲得された。60kg以下の部では、オリンピックメダリストのセルヴィーリオ・ジ・オリベイラの孫でありボリーニャの愛称で知られるルイス・オリヴェイラが、モンゴルのルンダ・ガントゥムルを破った。

70kg以下の中では、カイアン・へイスが、インドのヒテシュ・グリアを破って優勝した。

90㎏級のチャンピオンを決める試合では、イザイーアス・ヒベイロが、トルコのエムラ・ヤサルと対戦した。

65㎏級では、ユーリ・ファウカォンがインドの、アビナッシュ・ジャムウォールを破り金メダルを獲得した。

ブラジルは女子決勝にも2試合出場し、いずれも銀メダルの獲得となった。60kg以下級の決勝では、ヘベッカ・サントスが地元カザフスタンのヴィクトリア・グラフェエフに敗れた。57kg級では、2023年にチリのサンティアゴで開催されたパンアメリカン競技大会で金メダルを獲得したジュシエレン・ホメウが、インドのハイスミン・ランボリアに敗れた。

また、先週の土曜日(7月5日)、カロリーヌ・アウメイダは51kg以下のボクサー同士が戦った準決勝で敗れたが、銅メダルを獲得た。

これは、フォス・ド・イグアス(パラナ州)とチェコ共和国のウスティー・ナド・ラベムでの試合に続く、2025年ワールドボクシング杯の第3ステージ。今シーズンの最終戦は、11月15日から22日まで、インドのニューデリーで開催される。

最終戦の前、9月に、イギリスのリバプールで世界選手権が開催される。これは、汚職とガバナンスの欠如を理由に国際オリンピック委員会(IOC)が以前の責任団体だった国際ボクシング協会(IBA)を除名した後、2023年4月にボクシングの国際連盟となった世界ボクシング協会が主催する、初の大会となる。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)