フラメンゴのブルーノ・エンヒッキ、賭博操作容疑で被告に

2025年 07月 26日

1e7d0496-76b4-44d0-87dc-1c9f03e51f7f (1)
写真は7月3日、ベロオリゾンチ市、MRV アリーナ。アトレチコ・ミネイロ戦でのゴールを祝うフラメンゴのブルーノ・エンヒッキ(写真/Gilvan de Souza/CRF)

7月25日(金)、連邦直轄区裁判所は、フラメンゴ所属のフォワード、ブルーノ・エンヒッキをスポーツ競技の結果を不正に操作した容疑で被告とすることを決定た。

この決定は、ブラジリア第7刑事裁判所のフェルナンド・ブランジーニ・バルバガロ判事によって下され、連邦直轄区及び領域検察庁(MPDFT)による告発のうち、インターネット賭博(bets)に関する不正操作への関与疑惑について部分的に受理されたもの。

判事はブルーノ・エンヒッキを被告とする一方で、詐欺罪に関する告発および200万レアルの保釈金支払い要求については却下した。

ブルーノ・エンヒッキは、2023年のブラジル全国選手権(対サントス戦)において、意図的にイエローカードを受けることで、賭けを行っていた親族に利益をもたらしたとして捜査対象となっていた。彼の友人や親族も同様に調査対象となった。

昨年には連邦警察(PF)とリオデジャネイロ州検察庁(MPRJ)、MPDFTの合同捜査により、12件の家宅捜索令状が執行されている。

現在、アジェンシア・ブラジルはエンヒッキ側の弁護団との接触を試みており、コメントを打診している。

今週、連邦高等裁判所(STJ)は、弁護団が提出した捜査の無効化を求める申立てを却下した。弁護側は、同件は連邦裁判所で扱われるべきであり、連邦地区裁判所の管轄ではないと主張していた。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)