エンブラエル社、2025年を過去最大の受注残高で締めくくる
2026年 01月 30日
ブラジルの航空機メーカー、エンブラエルは2025年を過去最大となる316億ドルの受注残高で締めくくった。これは2024年末に記録した水準を20%上回る結果となった。
部門別では、民間航空機部門が最も多くの受注額を記録し145億ドルに達した。次いでビジネス航空機部門が76億ドル、サービス・サポート部門が49億ドル、防衛・安全保障部門が46億ドルとなった。
機体数では、民間航空機部門が合計1,471機の受注を獲得。中でもE175型機が1,003機で首位となり、続いてE195-E2型機が401機、E190-E2型機が67機だった。発注企業では米国のスカイウエスト航空が288機、アメリカン航空が204機、リパブリック航空が187機と上位を占めた。
防衛・安全保障分野では、KC-390ミレニアム輸送機が46機の受注を獲得。主な発注元はブラジル空軍(18機)、オランダ空軍(5機)、オーストリア空軍(4機)だった。また、A-29スーパートゥッカーノA軽攻撃機は39機の受注を得ており、ポルトガル空軍(12機)、ウルグアイ空軍(6機)、パナマ空軍(4機)が主要な顧客となった。
2025年にエンブラエルが納入した航空機は合計244機で、前年の206機から18%増加した。納入数ではビジネス航空機部門が155機で最多となり、民間航空機部門が78機、防衛・安全保障部門が11機と続いた。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)
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