アラゴアス州で無許可の不正運行バスが横転、15人が死亡
2026年 02月 4日

アラゴアス州内陸部のサン・ジョゼー・ダ・タペラ市で2月3日(火)の朝、約60人の巡礼者を乗せたバスが横転し、15人が死亡した。
事故を起こしたバスは、セアラー州ジュアゼイロ・ド・ノルチからアラゴアス州コイテ・ド・ノイアへ向かう巡礼者を輸送していた。
確認された15人の死者の内訳は、男性5人、女性7人、子ども3人となっている。生存者は地域内の病院へ搬送された。
アラゴアス州政府は同日朝、州都マセイオから200キロ以上離れたサン・ジョゼー・ダ・タペラ市カボクロ集落付近の州道AL-220での事故対応のため、緊急対応チームを動員したと発表した。
救助活動には、州航空局の航空機のほか、救急医療サービス(Samu)、消防隊、軍警察の部隊が投入された。
文民警察は事故原因を調べるため捜査を開始し、アラピラカの科学捜査研究所は現場鑑識のため2チームを派遣した。
また同日、国家陸上交通庁(ANTT)は、バスが無許可の旅客輸送を行い、不正に運行していたことを公表した。
規制当局の声明によると、ナンバープレート JJB3D75 の当該バスは、ANTTの許可、車両安全証明書(CSV)、および有効な民事責任保険をいずれも保有していなかった。さらに、今回の移動に必要な旅行許可証(LV)も取得していなかったという。
ANTTはまた、関係機関と連携して事案を追跡しており、国内での無許可輸送を取り締まるための監視活動を継続している。
アラゴアス州のパウロ・ダンタス知事は、州内で3日間の公式喪を宣言し、予定していたベレンでの公務を取りやめた。
コイテ・ド・ノイア市の市当局も声明を出し、事故の一報を受けた直後から直ちに職員を動員したと説明した。
市行政は、被害者とその家族に対し、「心理的・社会的支援、遺体搬送の補助、負傷者の付き添い」など、必要なあらゆる支援を提供していると述べている。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




