リオ最古のブロッコ「コルダォン・ダ・ボーラ・プレッタ」が、文化センターを開設へ

2026年 02月 7日

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1918年に創設されたリオで最古といわれるブロッコ(ストリートカーニバルの団体)「コルダォン・ダ・ボーラ・プレッタ」(写真/Arquivo/Tomaz Silva/Agência Brasil)

リオデジャネイロで最も古いカーニバルのブロッコとして知られる「コルダォン・ダ・ボーラ・プレッタ」が、文化センターを開設することになった。

施設は、同団体の本部が置かれている市中心部のヘラサォン通り1番地に設けられる。

工事は市当局によって実施され、今年前期に着工し、完了まで約8か月を要する見通しだ。文化センターの設置は、2月6日(金)にエドゥアルド・パエス市長がブロッコを訪問した際に発表された。

コルダォン・ダ・ボーラ・プレッタは2007年、リオ市の無形文化財として認定された。本部ではサンバに関連する文化活動が行われている。

「107年の歴史の中で、これほど重要な瞬間を迎えたことはありません。これは、リオのカーニバル、ひいてはブラジル最大の文化的象徴の未来と存続にとって極めて大きな意味を持ちます。この工事はボーラ・プレッタにとってすべてを象徴するものです。感無量であり、心からの喜びです。今回の整備によって、ボーラ・プレッタのカーニバルの歴史、そしてリオのカーニバルの歴史そのものを形にすることができます」と、コルダォン・ダ・ボーラ・プレッタのペドロ・エルネスト・マリーニョ会長は語った。

計画によると、建物の二階建て部分や外壁、建具が再建されるほか、施設全体の設備が近代化される。復旧対象となる面積は1,200平方メートルで、約1,200人を収容できる規模となる。

文化センターには、ビストロ、厨房、エントランスホール、受付、パフォーマンススペース、ラウンジエリアが設けられる。中二階には、カマロッチ(VIP席)、ホール、トイレが配置される予定だ。上階には事務室、給湯室、倉庫が入る。

ボーラ・プレッタの歴史

1918年12月13日に創設されたコルダォン・ダ・ボーラ・プレッタは、リオ市中心部カリオカ通りにあったバー「カーヴィ・ジ・オウロ」に集まった友人たちの会合をきっかけに誕生した。都市が大きな文化的・都市的変化を迎えていた時期に、街中のカーニバル文化を守ることを目的として結成された。

創設以来このブロッコは黒と白の2色をシンボルカラーとして採用している。1930年代から1970年代にかけて、ボーラ・プレッタはマルシーニャ(行進曲)、金管楽器、打楽器を中心とした、「コルダォン」(伝統的なリオのストリートカーニバルの形態)の形式を維持していた。

ブロッコの本部は、かつて5月13日大通りに置かれていたが、現在はヘラサォン通りに移転し、音楽家やカーニバル参加者が集う拠点となっている。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)