サンパウロ中心部で停電、火曜日の時点で復旧せず

2026年 02月 4日

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2月3日17時20分時点でサンパウロ市中心部で約3万件が停電している(写真/Paulo Pinto/Agência Brasil)

サンパウロ市中心部で約3万顧客が停電している(現地時間2月3日17時20分)。影響が出ているのは、電力供給を担うエネウ社(Enel)の管轄区域で、7月9日大通りやイジェノーポリス地区、その周辺の複数の地域に及んでいる。停電は3日(火)の午後には一時、約3万8千人に影響した。

電力会社によると、一部地域には発電機を設置して対応しているものの、現時点で原因は特定できていないという。この日は強い雨も観測されておらず、気象条件による影響は確認されていない。

先週金曜日には、予防措置として行われた送電停止の影響で、サンパウロ州がん研究所(Icesp)の発電機が火災を起こし、患者1人が別の医療機関へ搬送される途中で死亡する事故が発生している。

エネウ社の同地域での事業継続については、ブラジル国家電力庁(Aneel)が現在審査を進めている。サンパウロ市長と州知事は、現行のサービス内容での契約継続に反対の姿勢を示している。

当初、Aneelはエネウ社の契約をさらに30年間更新する方針を承認していたが、過去2年間に相次いだ大規模停電を受け、市民や政治家からの強い反発が高まり、現在は同社の事業権取り消しに向けた手続きが開始されている。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)