ヴィトーリア、逆転でコパ・ド・ノルデスチ制覇 通算5度目の王者に

2026年 06月 7日

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サウヴァドール(バイーア)、マノエウ・バハーダス・スタジアム(通称バハダォン)。ヴィトーリアが2026年のコパ・ド・ノルデスチ(ブラジル北東部選手権)を制した(写真:Victor Ferreira/EC Vitória)

ヴィトーリアがクラブ史上5度目となるコパ・ド・ノルデスチ(ブラジル北東部選手権)を制した。6月6日(土)、バイーア州サウヴァドールにあるホームスタジアム、バハダォンで行われた決勝第2戦で、フォルタレーザを2–1で下し、2日(火)に敵地アレーナ・カステラォンで挙げた初戦の2–1勝利と同じスコアで連勝した。

1997年、1999年、2003年、2010年に続く2026年の優勝で、ジャイール・ヴェントゥーラ監督率いるチームは、昨年バイーアに明け渡していた“最多優勝クラブ”の座を奪還。通算5度で再び並んだ。

一方、2019年、2022年、2024年と、これまで決勝に進んだ3大会すべてで優勝してきたレアォン・ド・ピシ(フォルタレーザの愛称)は、初の準優勝に終わった。

なお、ヴィトーリア側は今回の優勝を「6度目」と位置づけている。1976年にパライーバ州サッカー連盟が主催したトーナメント「トルネイオ・ジョゼー・アメリコ・ジ・アウメイダ・フィーリョ」を、コパ・ド・ノルデスチと同格の地域王者として扱うべきだと主張しており、2021年にはナウチコとともにブラジルサッカー連盟(CBF)に対し、1994年以前の地域大会の公式認定を求める申請も行っている。

今回の優勝により、ヴィトーリアはブラジルサッカー連盟(CBF)が定めた地域王者への特別待遇により、来季のコパ・ド・ブラジル3回戦への自動出場権を獲得。また、今大会を通じて総額650万レアル(約2億円)の賞金を手にし、そのうち決勝勝利分として100万レアル(約3,000万円)を受け取った。

<逆転の立役者はエマヌエウ・マルチネス>

試合は前半、ルイス・フェルナンドの得点でフォルタレーザが先制。ヴィトーリアは1点を追う展開となった。

しかし後半26分、右CKをエリッキが低い弾道で入れると、エマヌエウ・マルチネスがエリア手前でフリーになり、GKジョアン・ヒカルドの右隅へ鮮やかなダイレクトシュートを突き刺して同点にした。

その後、フォルタレーザは勝ち越しを狙って前がかりになり、PK戦に持ち込むための1点を求めて攻勢を強めたが、得点には至らなかった。

逆に45分、マルチネスが自陣から大きくクリアしたボールがカウンターの起点となり、へナート・カイゼルが抜け出してエリアに侵入。冷静に流し込み、逆転ゴールを決めてタイトルを確定させた。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)