連邦直轄区司法当局、インフルエンサーに違法オンラインカジノ広告の削除を命令
2026年 07月 23日
連邦直轄区(DF)の司法当局は、インフルエンサーのヴィルジニア・フォンセカに対し、オンラインカジノの広告で法令に適合していない投稿を自身のSNSから削除するよう命じた。
この決定は7月21日(火)、連邦検察庁(MP)が求めていた仮処分申請を認める形で、連邦直轄区司法裁判所のヘナート・ホドヴァーリョ・スクッセウ判事によって下された。
判決によると、ヴィルジニアはオンラインカジノのプラットフォーム「Blaze」との提携で行った投稿を48時間以内に削除しなければならない。「Blaze」側も同様にMPによって提訴されている。
判事は、ヴィルジニアが「固定利益」「副収入」「収入源」「投資」「代替的な仕事の手段」などを示唆する投稿を行うことを禁止した。
スクッセウ判事によると、オンラインカジノ・プラットフォームの運営を認めた法律は、「容易な利益獲得」を連想させる広告を禁じているという。
「ただし削除すべき内容は、現在も閲覧が可能になっている投稿の中で、今回の決定で示された『明確な基準に反する具体的な投稿』に限定されるべきと考えます。賭博に関連するすべての投稿を一律に削除させることは、仮処分としては正当化できません。法の範囲内で行われる広告活動そのものは禁じられていないのです」(スクッセウ判事)
アジェンシア・ブラジルは現在、ヴィルジニア・フォンセカ側の弁護人に連絡を取っており、現在回答を待っている。
<連帯して1億2千万レアルの支払いを要求>
今月初め、連邦直轄区連邦検察局(MPDFT)は、インフルエンサーのヴィルジニア・フォンセカとオンラインカジノのプラットフォーム「Blaze」に対し、公益民事訴訟を提起した。
検察庁は、両者が行った賭博サイトの不当な宣伝行為により、集団への精神的損害が生じたとして、1億2千万レアル(約38億6千万円)の連帯支払いを求めている。
訴状の中でMPは、ヴィルジニアが不適切なオンラインカジノ広告を拡散することを禁じる仮処分も求めたが、これは連邦直轄区司法の第一審で却下された。その後、MPは第二審へと不服申し立てを行っていた。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




