大雨でサンパウロ州ヴァーリ・ド・ヒベイラの152世帯が避難

2026年 09月 15日

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9月12日未明、サンパウロ市ペーニャ地区テキシ通りで、建設中の建物が近隣の住宅の上に倒壊した(写真:Paulo Pinto/Agência Brasil)

【サンパウロ 2026年9月14日】 サンパウロ州南部のヴァーリ・ド・ヒベイラ地域では、11日(金)から13日(日)にかけて強い降雨が続き、河川の氾濫や増水が発生した結果、少なくとも152世帯が一時的な避難所での生活を余儀なくされている。

州政府によると、バーハ・ド・トゥルヴォ市の3地区が孤立状態となり、450人が影響を受けている。ヴァーリ・ド・ヒベイラ全域およびイタペーヴァ地域では、152世帯が自宅を離れざるを得なかった。増水被害を受けた住民のために19か所の仮設避難所が設置された。14日(月)には、州防災局のチームがエウドラード市にある5つのキロンボーラ(黒人奴隷子孫のコミュニティ)を訪問した。

バーハ・ド・トゥルヴォ、イポランガ、エウドラードの各市は、対応と復旧のために州および連邦の支援を要請できる「緊急事態宣言」を発出した。

現地を訪れたタルシジオ・ジ・フレイタス州知事は、支援体制の強化を発表し、16隻のボートと2機の警察ヘリコプターを投入するほか、食料・衣類の人道支援、道路復旧支援、医薬品の送付、身分証明書発行のための公共サービス窓口の出張、地域農家への支援などを行うと発表した。

州保健局は、家庭での飲料水処理のために15万9,000本の次亜塩素酸ナトリウムを送付し、さらに毒蛇・毒虫被害向け血清や破傷風血清の追加供給も行った。

サンパウロ州保健局(SES-SP)は、エウドラード市、イポランガ市、ヘジストロ市、バーハ・ド・トゥルヴォ市、セッチ・バーハス市、イグアッピ市の医療ネットワークと医薬品在庫を、各自治体と連携しながら監視している。

過去24時間で、ヒベイラ・ジ・イグアペ流域では平均38.80ミリの降雨が観測された。監視対象29観測所のうち、5か所が氾濫、8か所が警戒、1か所が緊急、5か所が注意レベルとなり、残る11か所は通常状態を維持している。

<州都では建物倒壊>
サンパウロ市当局は、建設中の建物が12日(土)未明に倒壊した件を受け、2024年に同建物の解体完了を認定した市職員の停職期間を30日から120日に延長したと発表した。倒壊は周辺住宅にも被害を及ぼし、死亡者6人のうち5人はボリビア出身の労働者だった。

市の声明によると、市監査局(CGM)は、ペーニャ地区テキシ通りで発生した倒壊に関連する建設会社が市内で進めているすべての工事を停止するよう命じた。

「同じ企業が申請中の建設許可も審査を停止します。事実関係および責任の所在が明らかになるまで、公共の利益を守ることが目的です」と声明は述べている。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)