自由党(PL)選挙キャンペーン調整役も選挙不正の証拠は「ない」と表明

2026年 10月 29日

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フラヴィオ・ボウソナーロ(自由党/PL)の選挙キャンペーン調整役でもあるホジェーリオ・マリーニョ上院議員(自由党/PL)は「ブラジルの国内の問題にいかなる介入も行われないことを望む」と発言した(写真: Valter Campanato/Agência Brasil)

【ブラジリア 10月28日 20:08】  上院野党リーダーでありフラヴィオ・ボウソナーロ(自由党/PL)の選挙キャンペーン調整役でもあるホジェーリオ・マリーニョ上院議員(自由党/PL、リオグランジ・ド・ノルチ州)は、水曜日(28日)、大統領選で敗北した後に家族とともに米国へ逃亡したフラヴィオが公開した「反民主主義的内容の書簡」についてコメントした。

書簡の初版はSNS「X」で公開され、フラヴィオは自らを「ブラジルの真の当選大統領」と宣言していた。しかし30分後、投稿は削除され、「当選大統領」の表現は「ブラジルの指導者」に差し替えられた。

「彼のX(旧Twitter)にある正式な書簡、最終版では、彼は自らを指導者と位置づけている。実際、フラヴィオは獲得票数と今回の選挙で果たした役割から見ても、現在のブラジル右派の最大の象徴だ」とマリーニョは上院での記者会見で述べた。「書簡の作成過程で何らかの問題があったのだろう」と語り、表現が変更された理由について推測した。

また、フラヴィオが書簡で主張した「選挙不正」について問われると、マリーニョは証拠が存在しないことを認めた。

「自由党としてはそのような主張はできないし、私自身もできない。なぜなら、そのような証拠は存在しないからだ」と述べた。

マリーニョによると、フラヴィオによる不正選挙の主張は、国外へ出る決断に伴う「心情の吐露」のようなものだという。さらに、フラヴィオは「亡命者」だと述べているが、実際には逮捕命令もなく、自らの意思で出国している。

フラヴィオ・ボウソナーロは、資金洗浄、国外逃避(資金の不正移転)、汚職など複数の捜査の対象となっている。オンライン賭博プラットフォーム(bets)を通じた資金洗浄疑惑では弁護士ウィレル・トマスとともに捜査されており、また父ジャイール・ボウソナーロの経歴を描いた映画『ダークホース』の資金提供をめぐる捜査も進んでいる。来年には上院議員としての任期が終了し、特権的裁判権と議員特権を失う。

広報が報道機関に配布した声明で、フラヴィオは米国からブラジルの野党勢力を率いると宣言し、「自由党の議員たちが負えないリスクを自分が負う」と述べた。

フラヴィオはアルゼンチンから出発した高級チャーター機で米国へ向かったが、出国前に対して出されていた司法命令は「パスポート提出」のみだった。マリーニョはこれを「ブラジル国内で野党リーダーとして活動することを妨げる要因」と主張した。

「彼ができるのはこれ(国外での活動)だ。ブラジル国内では、示されていた状況から見ても、彼がその役割(野党リーダー)を果たすことは不可能だった」と述べた。

マリーニョはまた、米国のドナルド・トランプ大統領がフラヴィオの書簡について「関与しない」と述べたことにも言及し、「トランプは国際政治について意見を述べる正当性を持つが、ブラジルの問題はブラジル自身が解決すべきだ」と述べ、外国の介入を否定した。

「ブラジルの国内の問題にいかなる介入も行われないことを望む」と語った。

<根拠なき主張>

書簡の中でフラヴィオ・ボウソナーロは、ブラジルの選挙が不正に操作されたと主張し、連邦最高裁(STF)のクリスチアーノ・ザニン判事が投票時間を19時まで延長した決定を批判した。ザニン判事は自由党(PL)と労働者党(PT)の要請を受けて延長を認めていた。

決選投票(25日)では、ルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ大統領が6,400万票を獲得し、フラヴィオは5,900万票余りにとどまった。

投票時間延長によって追加で集計された票はわずか34,393票で、選挙高等裁判所(TSE)によれば、ブラジルの有権者数は約1億5,870万人だった。

フラヴィオの主張は、TSEが認定した選挙結果と矛盾しており、ブラジルの選挙は米州機構(OEA)や各国政府からも承認されている。さらに、フラヴィオの所属政党である自由党(PL)もルーラの勝利を認めている。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)