ブラジルの食肉業界・贈収賄事件はなぜ起きたのか

2017年 03月 26日
牧畜 パラナ州

ブラジルのパラナ州のTVグローボ系列局「パラナPRC」が3月24日づけで報じたところによると、「カルニ・フラカ(誘惑に負けた肉)作戦」を担当するマルコス・ジョゼグレイ連邦判事が、同日、この作戦の焦点は食肉と加工品の質を調査することではなく、公務員、食肉加工会社経営陣の贈収賄、犯罪組織との癒着、ゆすりなどの犯罪行為であると、明言したという。

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中国、チリ、エジプトがブラジルからの食肉輸入再開を決定

2017年 03月 26日
ブラジル 食肉 輸入制限解除

グローボ系ニュースサイト「G1」が3月25日づけで報じたところによると、中国、チリ、エジプトがブラジルからの食肉輸入再開を決定したという。

3月17日に連邦警察が発表した、食肉業界をめぐる贈収賄捜査「カルニ・フラカ(欲に負けた肉)作戦」に関する報告を受けて以降、三か国ともブラジルからの食肉輸入を全面的に一時停止していた。

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2017年、中国の対ブラジル投資額は2兆3000億円に

2017年 03月 22日
ブリックス会議 ブラジル 中国

グローボ系経済情報誌「ヘヴィスタPEGN」(電子版)が3月20日づけで伝えたところによると、中国資本のブラジルへの投資意欲は強い状態が続いており、2017年には200億ドル(約2兆3000億円)に上るとみられているという。

在ブラジル中国商工会議所によると、この投資額は2016年比+68%とのことだ。

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テメル政権の経済改革。期待と不安の交錯する2017年

2017年 03月 20日
イノベーション

2016 年、ルセフ大統領が弾劾裁判によって8月末に罷免され、さらに10月の地方選挙で同大統領の属する労働者党(PT)が壊滅的敗北を喫したことで13年半に亘ったPTの治世に幕が降ろされた。

副大統領から昇格したテメル大統領(ブラジル民主運動党;PMDB)は未曽有の不況下で持続可能な財政の確立と投資環境の改善を最優先課題に掲げて精力的に政策を打ち出しているが、5月に暫定政権として発足してから年末までの半年で6人の閣僚が汚職等の嫌疑で辞任を強いられ、また大統領自らの立場も安泰とは言えないなど政治基盤は極めて不安定である。

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ブラジル政府、食肉業界調査に関するプロジェクトチームを編成

2017年 03月 19日
ブラジル 食肉偽装

連邦警察による「カルニ・フラカ作戦」部隊の報告から一夜が明けて、ブラジル国内では警察の報告を冷静に、客観的に裏付けようとする動きが出てきたようだ。

TVグローボが3月18日(土)、番組「ジョルナル・ナシオナウ」が報じたところによると、食肉業界と政界の贈収賄疑惑だけでなく、食肉偽装について連邦警察から出された報告について、ブラジル連邦政府が調査のためのプロジェクトチームを組成して吟味していくこととなったという。

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ブラジル連邦裁判所、贈収賄捜査対象者の口座を凍結

2017年 03月 19日
カルニ・フラカ作戦

ブラジル全土を騒然とさせている食肉偽装・贈収賄捜査「カルニ・フラカ」作戦に関し、現地メディアでつぎつぎと続報が伝えられている。

グローボ系列テレビ局「パラナRRC」が3月18日づけで報じたところによると、ブラジル連邦裁判所は、捜査の対象となっている46人の銀行口座のうち、10億レアル(約380億円)までの残高のある口座に対して凍結命令を出したという。

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リオオリンピック誘致でIOC幹部に賄賂か?

2017年 03月 5日
セルジオカブラウ オリンピック賄賂

贈収賄捜査「洗車作戦」でしばしば新聞紙面を賑わせているルーラ元大統領。リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック誘致はルーラ政権下で実現したが、そのプロセスにも贈賄の疑いが出てきたという。

TVグローボが3月3日、報道番組「ジョルナウ・オージ」で伝えたところによると、フランスの「ル・モンド」紙が2016年オリンピック・パラリンピックの誘致過程に贈収賄疑惑があると報じているという。

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