ブラジルの誇りは自然環境と天然資源と考える人が半数以上。スポーツや文化を上回る

2014年 11月 19日
トゥッカーノ

世界自然保護基金(WWF)ブラジル支部の研究によるとブラジルの人口の82%が、国の自然が適切な保護を受けていないと考えていると公表した。

調査を行ったのはブラジル世論統計院(IBOP)で、11月18日(火)、オーストラリアのシドニーで開催された世界公園会議の中でこの統計が発表された。

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ブラジルの降雨量不足、進むアマゾンの森林伐採も要因か。機能弱まる“地球の肺”

2014年 11月 3日
アマゾン森林機能弱まる

アマゾンはもはや南米の気候をつかさどる機能を果たせず、伯国は集中治療室(UTI)に入院中…。

10月30日に聖市で発表された『アマゾンの将来の気候』と称する報告書が、法定アマゾンの森林伐採と全国の異常気象との関係についての警告を発したと10月30日付「G1」サイトやアジェンシア・ブラジル、31日付伯字紙が報じた。

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ブラジル発。路上に捨て置かれた選挙キャンペーン用立て看板の木材を、デザイナーズ家具にしちゃう大作戦

2014年 10月 28日
選挙立て看板木材を使った家具

ブラジルには「シダージ・リンパ」と呼ばれる屋外広告を規制する法律があるにも関わらず、サンパウロ市内にも、違法におかれた選挙ポスター(立て看板)が溢れています。

そのゴミの重量は、250トンにもなるのだとか。リオは更にひどくて、350トンだそうです。

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アマゾンの森林伐採増加。9月は前年比で290%増

2014年 10月 21日
アマゾン森林伐採監視員

アマゾンの持続可能な開発を目指す非政府団体(NGO)「アマゾンの人間と環境研究所(IMAZON)」によると、8~9月の法定アマゾンの森林伐採は昨年同期比191%、9月だけだと290%増と19日付フォーリャ紙や20日付エスタード紙が報じた。

同院の森林伐採警告システム(SAD)によると、9月の伐採面積は402平方キロで、昨年同月の103平方キロ比290%増えた。

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アマゾン先住民の長老、カヤポ族のラオーニさん7年ぶりに来日

2014年 10月 11日
カヤポ族 ラオーニ氏

アマゾン川流域の南東部に暮らす先住民カヤポ族の長老ラオーニさんが、7年ぶりにやってくる。

90歳近いラオーニさんは、これまでにも世界中を周りアマゾンの森林破壊の状況を訴え続けてきた。

来日をサポートするのは、アマゾンの熱帯林及び、そこに暮らす先住民の支援を目的に、1989年に発足したNGO団体「熱帯森林保護団体(RFJ:Rainforest Foundation Japan)」。

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リオデジャネイロ発。クチア(アグーチ)がチジュッカの森にお引っ越し

2014年 09月 24日
cutia

リオデジャネイロ市のセントロ(旧市街区)にあるサンタナ広場にいた野生のクチア(日本ではアグーチの名でも知られる)を、市の北部にある、”チジュッカの森”の名で親しまれているチジュッカ国立公園に引っ越しさせるプロジェクトがはじまってから5年が経った。

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