
1月18日(土)、サンパウロのショッピング・ジョタ・カー・イグアテミ前で、ショッピングセンターによるホレジーニョ(ロレジーニョ)排斥に端を発する人種差別に抗議するデモが行われたことを同日付け「フォーリャ」、「G1」(共に電子版)などが伝えた。
今回の抗議デモを主催したのは、黒人のための一般教育中央連合(UNEafro ウニアフロ)。ウニアフロは、去る1月11日(土)、ショッピングセンター、ジョタ・カー・イグアテミが、ホレジーニョ(名称は「ホレザウン・ショッピン」)の予告を受けて店の出入り口の張り紙や警備で入場制限をしたことに対し、人種差別を孕んでいると指摘。この日に「ジョタ・カー・イグアテミの人種差別に対抗するホレー(集まってぶらぶらしたりすること)」をフェイスブックで呼びかけ、当日までに4693人が参加を表明していた。
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1月11日(土)にサンパウロのショッピング・メトロ・イタケラで起こったホレジーニョ(ロレジーニョ)騒動に関わり裁判官に罰金を科せられた少年の一人が、自分はホレジーニョには関係なく、警察に暴行されたと主張していることを1月14日付け「テーハ」(電子版)が伝えている。
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ショッピングセンターで行われているホレジーニョ(ロレジーニョ)と路上バイリ・ファンキ禁止法案との関連が指摘されている。
“パンカドゥンイス”と呼ばれる路上のバイリ・ファンキは、ジャルジン・カペリーニャのエミ・ボイ・ミリンをはじめとするサンパウロ市南部や、あるいは北部の各地で、週末の夜中から未明にかけて行われ、近年、多方面から問題視されていた。
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ホレジーニョ(ロレジーニョ)を取り巻く状況が大きくなるにつれ、ブラジルでは、昨年末から興っているホレジーニョのムーヴメントを、改めておさらいする記事が目立ってきた。1月14日(火)付け「G1」(電子版)でもホレジーニョの歴史を振り返った。
ショッピングセンターでホレジーニョを行うムーヴメントは、2013年12月6日(金)にサンパウロ市議会で路上バイリファンク禁止令が承認されたことへの抗議運動として引き起こしていると考えられている。この時点では、まだサンパウロ市長のフェルナンド・アダッヂに承認されていないが、抗議はすでに動き出した。
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フェイスブックを通じて呼びかけに応じた人たちがショッピングセンターに集うホレジーニョ(ロレジーニョ)と呼ばれる集団行動が、サンパウロでいくつかのショッピングセンターで行われてきた。
2013年末、ファンキカリオカのバイリを、サンパウロの路上で行うことを禁じる法案が提出されたことから、抗議の意味もあってサンパウロで最初のホレジーニョが行われたという。ただし法案はまだ州知事の承認を受けてはいない。
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2013年12月にサンパウロのショッピングセンターで始まった「ホレジーニョ(ロレジーニョ)」という集団行動が、より幅広い立場の人を巻き込んでムーヴメントとして拡大しつつある。
フェイスブックの呼びかけを通じてショッピングセンターに若者たちが集まる「ホレジーニョ」は、年が明けて2014年に入りサンパウロのいくつかのショッピングセンターを舞台に拡散していたが、1月11日(土)にはサンパウロのショッピング・メトロ・イタケラに6000人の若者が集い、駐車場での集会があったが、施設前で軍警察との衝突があった。
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ブラジルのスーパーマーケットで見かけたものを紹介しながら、商品の背景を探ってみようという当コラム。今回は、スーパーのビール売り場で見かけた「Titãs(チタンス)」というクラフトビールの話題から。
チタンスと言えば1982年に登場したブラジルを代表するロックバンドのひとつ。アルナルウド・アントゥニス、ナンド・ヘイスなどが在籍していたことでも知られています。バンドはメンバーチェンジを繰り返しながら活動を続け、2012年には結成30周年も迎えています(デビューアルバムは1984年に発売)。
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JTBパブリッシングから「るるぶ情報版 ブラジル・アルゼンチン」が発売されました。全96ページ(うちアルゼンチンの紹介は16ページ)、サイズは 25.9 x 20.8 x 1.2 cm、定価1575円。
ブラジル編は、大きく6つの地域にスポットがあてられています。そのうち3つの地域は、大自然が満喫できるイグアスの滝、レンソイス・マラニャンセス国立公園、アマゾン方面。残る3地域は都市編で、リオデジャネイロ、サンパウロ、サルヴァドールです。
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