ブラジルでは、キリストの復活を祝う復活祭(パスコア)の季節に卵型のチョコレート菓子を贈り合う習慣があり、シーズンになるとスーパーマーケットには、いろとりどりの卵型チョコレートのパッケージがずらりと並ぶ。
Ovo de Páscoa(オーヴォ・ヂ・パスコア)と呼ばれるこの卵型チョコレート菓子は、北米などで親しまれているイースターエッグのブラジル版ともいえるが、一般的なイースターエッグよりも大きく、高さが10㎝以上あるものが多い。中は空洞になっていて、多くの場合、中にさらに数種のチョコレート菓子や、おもちゃなどが入っている。
続きを読む
2017年は記録的な豊作だったトウモロコシ。品質が高かったものの、供給過剰で取引価格が値崩れし、トウモロコシ生産者を悩ませていた。
そのトウモロコシ市場、今年(2018年)は様相が異なっているようだ。
TVグローボがアグリビジネス報道番組「グローボ・フラウ」で3月18日に伝えたところによると、値崩れを嫌気した農家が今年はトウモロコシの作付けを減らしたため、トウモロコシ価格が上昇傾向をみせているという。
続きを読む
暗号通貨、ブロックチェーン技術等の浸透で、従来の「お金」とはずいぶん異なる「資産」のやり取りが身近になってきている。また、低コストの資金移動など、銀行の牙城を崩す金融技術(フィンテック)も日々進化しているが、ブラジルでも新興企業による新しい金融サービスが日々誕生し、メディアを賑わわせている。
続きを読む
2017年後半からブラジルの政治家や財界人がブラジル経済の復調についてコメントをしているが、それが実際の統計にも表れてきたようだ。
グローボ系ニュースサイト「G1」が3月1日づけで伝えたところによると、ブラジル地理統計院(IBGE)が2017年のブラジルGDP成長率は1.0%と発表したという。
続きを読む
気候のせいでもあろうが、きれい好きのブラジル人は日に何度もシャワーを浴びる人が多い。街ですれ違う女性の髪からは、時間を問わず、さわやかなシャンプーの香りが漂う。
ブラジル人の美と清潔さに対するこだわりは、ブラジルを化粧品・トイレタリー世界ランキングのトップ5に入れている。この巨大市場は海外資本からも熱い視線を浴びており、コーセー化粧品グループは2017年9月、ブラジルでヘアケア製品の販売を開始した。
続きを読む
国土の広いブラジルは多様なエネルギー資源を持つが、その一つに風力が挙げられる。海岸線が長いブラジル、中でも北東部では風力発電が盛んだ。
グローボ系ニュースサイト「G1」が2月15日づけで伝えたところによると、2017年、ブラジルの風力発電能力はカナダを抜いて8位に浮上したという。
続きを読む
2月5日の世界同時株安からほぼ3週間、だいぶ落ち着きを取り戻したものの、二番底、三番底に対する警戒からか世界の株式市場は様子見ムードが漂っている。日経平均もこの1週間は米国のダウ、NASDAQ、S&P500の前日終値に引きずられながら、2万2000円を挟んで一進一退となっている。
続きを読む
急速に食育が進んでいるようにみえるブラジルだが、安全な食品の門戸は必ずしも広くはない。有機栽培食品の需要は高まっているものの、生産は需要に追いついていないようだ。
この状況に商機を見出すビジネスマンが現われた。
グローボ系ニュースサイト「へヴィスタPEGN」が伝えたところによると、サンパウロで若手敏腕広報マンが有機農業ビジネスに転身し、成功を収めているという。
続きを読む