3月15日(日)にブラジルの全州及び連邦直轄区で行われた同時多発大規模抗議デモ。リオデジャネイロでは、軍警察によると2万5000人、主催者によると4万人がデモに参加したという。現地メディア(「オ・グローボ」)が伝えている。
デモが行われたのは市の南部(ゾナスウ)、コパカバーナ海岸近辺。約800名の軍警察官が同地区に繰り出した。デモの行進では、ペトロブラス関連の贈収賄事件を追及する調査「ラヴァ・ジャット作戦」を指揮するパラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事を応援するメッセージもみられたという。
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3月15日(日)、予告されていたとおりブラジルの複数の都市で、ジウマ大統領と政府の汚職に抗議を行う大規模デモが行われた。デモは17州と連邦直轄区ではじまったが、最終的には全州で行われた。現地メディア(「エスタダォン」、「G1」、「オ・グローボ」)が伝えた。
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10日、ペトロロン(ペトロブラス、ブラジル石油公社をめぐる贈収賄疑惑)に関する議会調査委員会(CPI)でペトロブラス元サービス部課長のペドロ・バルスコ被告の証人喚問が行われた
バルスコ被告は、ジウマ大統領が初当選を果たした2010年の大統領選挙で、30万米ドル相当の贈賄を行ったと供述した。11日付伯字紙が報じている。
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サンパウロ州サッカー協会(FPF)は3月9日(月)、来る3月15日(日)に予定されているサンパウロ州選手権(カンピオナート・パウリスタ)の試合の時間を、同日に予定されている大規模デモを考慮して変更することを公表した。現地メディア(「テーハ」同日づけ)が伝えた。
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ジウマ大統領は9日、8日のテレビ演説の裏で12州に渡って起きた抗議行動について、「罷免される理由がない」と一蹴した。
また、同大統領の最大の政敵である野党・民主社会党(PSDB)のカルドーゾ元大統領もジウマ大統領の罷免には否定的で、同党と抗議活動との関係を否定した。10日付伯字紙が報じている。
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(3月)4日朝、軍警機動隊はサンパウロ市中央部のアウグスタ公園を1月から占拠していた環境保護団体を強制立ち退きさせたと5日付伯字紙が報じている。
環境団体はフェルナンド・ハダジ(アダジ)サンパウロ市長(労働者党・PT)に対し、建設会社のセチン社とシレラ社の私有地にあるアウグスタ公園を正式な公営公園として整備するよう求めている。
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2月23日以降、ブラジル各地のトラック運転手による道路封鎖は警察の介入、罰金などで減りつつあるものの、未だ国内の経済に大きな影響を与えている。
TVグローボが2月27日、番組「ジョルナウ・ナシオナウ」で伝えたところによると、トラック運転手たちはブラジルの5州で55か所の幹線道路で道路封鎖を継続しているという。
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デモの際もユーモアのセンスを交え、見る人に強烈な印象を焼き付けさせる方法は、ブラジルではおなじみの光景だが、リオ・グランデ・ド・スール(リオグランジドスウ)州ポルト・アレグレ(ポルトアレグリ)では26日、自転車運転手たちが裸で自転車にまたがって抗議する姿が見られた。
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