「拝啓、泥棒さん。盗んだ品を返して」…。SNSを通じて投げかけられたメッセージに泥棒が応じて、盗んだ品を持ち主に返すという出来事が、ブラジルで話題になっている。現地メディア「G1」(10月25日づけ)が伝えている。
ブラジルでは、泥棒に盗まれた盗品が返ってきたというニュースをときどき耳にする。細かい事情は個々で異なるものの、お金に困って盗みを働いたものの、被害者の思いを何らかの理由で泥棒が知り情にほだされて盗品を返すケースが多々あるようだ。果たして今回のケースは…。
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TVグローボが10月24日(月)づけで報道番組「ボン・ヂーア・ブラジル」で報じたところによると、中産階級の若者犯罪組織がインターネットで偽造紙幣を大量に販売しているということがわかったという。
偽造紙幣は、今年に入ってからブラジル中央銀行が回収しただけでも35万枚に上っている。
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ブラジル現地時間の10月19日(水)、エドアルド・クーニャ元下院議長(PMDB:民主運動党)がセルジオ・モーロ判事の判定後、連邦警察によりブラジリアで逮捕された。「G1」、「エスタダォン」ほか、現地メディアが同日、一斉に報じた。
この日、クーニャ元議員はブラジリアのアーザ・スウ(南翼)地区にある同市の所有するビルの近くで身柄を拘束されたという。逮捕を指示したモーロ判事は、同議員を拘束しないと捜査に不利益があると判断したという。
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TVグローボが10月上旬に報道番組「ジョルナウ・オージ」で伝えたところによると、北東部マラニョン州サンルイス市で医療向け補助金の横領事件が発覚したという。
連邦警察の捜査関係者によると、この補助金はがん治療設備の拡充に使われるべきものだったが、実際には高級車や飛行機の購入に充てられていた疑いがあるとのことだ。
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TVグローボが10月7日(金)、ニュース番組「ボンヂーア・ブラジル」で報じたところによると、生後4か月の自分の息子を売ろうとした男が逮捕されたという。
男はマット・グロッソ・ド・スウ州カンポグランヂ市に住む26歳のルシアーノ・ルイス・ヂ・カルヴァーリョ容疑者。
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現地時間9月26日(月)、ファット(ファッチ)・ファミリーの通称名で知られていた麻薬密売人ニコラス・ラブリ・ペレイラ・ヂ・ジーズス(28)が、リオ市・文民警察の作戦中に殺害された。現地メディア「G1」などが報じている。
文民警察の特殊部隊である通称COREによる襲撃は、リオの首都圏にあるサンゴンサーロのコンプレクソ・ド・サウゲイロで行われ、容疑者2名が死亡したという。また、同部隊の広報によれば、3丁のライフル銃も押収されたという。
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生活保護手当等の公金不正受給が日本でも話題になっているが、ブラジルにも大胆な不正受給者がいるようだ。
グローボ系列のテレビ局「TVモレーナ」(マット・グロッソ・ド・スウ州。以下「MS州」)が7月2日づけで伝えたところによると、MS州都カンポ・グランヂ市で障害者手当の不正受給容疑で逮捕されていた女の衝撃的な映像が公開されたという。
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人呼んで「連邦(警察)の日系人」。
現在ブラジルで進められている大規模な贈収賄・資金洗浄事件の捜査「ラヴァ・ジャット作戦」での容疑者逮捕現場に必ずと言っていいほど登場することから注目を集めていた、日系の連邦警察官だ。
ラヴァ・ジャット作戦を推進するセルジオ・モーロ判事とともに英雄として人気を博したニュートン氏は、2016年2月のオリンダのカーニヴァルでは、巨大人形で登場したことでも話題になった。
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