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クリスマスといえばパネトーニ(パネトーネ)!

パニトーニ イマイ

Panettoneはもともとはイタリア発祥のケーキ菓子。パネトーネ種の酵母を使って時間をかけて発酵させた生地に、ドライフルーツやレーズンなどを混ぜ込んで焼いたケーキです。クリスマス前に各家庭で焼かれていました。日本でも、イタリアのPanettoneが「パネトーネ」や「パネットーネ」の名前で、広く親しまれていると思います。

ブラジルでもイタリアから伝わって、すっかり母国の文化として定着しています。それどころか本家イタリアを抜いて今では世界一のパネトーネ生産国・消費国なのだそうです。パネトーネはブラジル風の発音ではパネトーニとなることが多いですが、パネトーニでもパネトーネでもどちらでも通じます。

特にクリスマス時期になると、どこのスーパーマーケットでもパネトーニが山のように積まれて売られています。一番人気があるのはドライフルーツ入りの定番スタイルですが、チョコチップ入り、フルーツなしなど、近年はさまざまなパネトーニが売れらています。

アイピーシー・ワールド本社にも、クリスマスの季節になると毎年必ず、大きな箱が10箱以上届けられますが、中身はやっぱりパネトーネ。ブラジル人の社員は30人くらい働いていますが、パネトーネ12個入りのダンボールが10個以上届くのだからお前らどれだけ食べるんだ! と思っていましたが、皆、子供たちや知人や友人などに配るので、一人で3~5個も買っているのでした。イタリアでも、古くから友人などに配る習慣があったそうです。

パネトーネが会社に届くと目にした人からどんどん開けてみなに配り出すので、夕刻にはオフィス中に甘い香りが漂っています。

今では、オーブンで焼くパネトーネでは、世界一の生産量を誇るのが、ブラジルのバウドゥッコ社。イタリアからの移民であるカルロ・バウドゥッコ氏が1952年にサンパウロで始めた会社です。

同社のパネトーネは選別された最高級の材料を使用し、イタリアの伝統的なレシピを元に作られているそうです。バウドゥッコ社のパネトーネもまた、パパイヤ、オレンジ、レーズン等のドライフルーツを生地に入れて、しっとり柔らかく焼き上げられています。

レシピの中で最も大事にされているのは、発酵種であるパネトーネ種。パネトーネ種は空気や気候など諸条件が揃わないと、その「酵母」と「乳酸菌」のバランスがうまく共生できないので、管理に工夫が必要なのだとか。

発酵したパネトーネ種は保存料の成分を持っているため、パネトーネは半年近く保存がきくことでも知られています。日本人でも、「何ヶ月ももつ驚くべきパン」として知られているのではないでしょうか。

バウドゥッコ社のパネトーネは輸入代理店イマイで購入可能です。

イマイ
東京都新宿区新小川町6-36 S&Sビル4F
TEL 03-3260-6060/FAX 03-3260-6072

(文/加藤元庸、写真提供/イマイ)

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