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2月10日、リオ旧市街区で再びバス運賃値上げデモ

バス運賃値上げデモ2月10日

2月6日(木)にリオデジャネイロで行われたバス運賃値上げ抗議デモの取材中に爆発物の犠牲となったTVバンデイランチスのカメラマン、サンチアゴ・アンドラーヂさんが10日(月)に他界したことが発表された数時間後、再びリオで抗議デモが行われたと11日(火)付け「G1」(電子版)が伝えた。

軍警察によると、覆面をしたデモ参加者も交えて約500人が抗議集会に集まったという。ヴァルガス大統領大通りを通り旧市街区にデモ行進が行われる中、警察はデモ参加者のリュックの中身を細かく検分したという。

旧市街区ではデモ参加者たちはリオ市立法議会の階段を上ったり、バリケードに火を放つ者もいたという。覆面をしたデモ参加者たちは軍警察が衝突して、数名が逮捕された。

デモ参加者の多くは騒動の後にここで解散したが、数名のグループはヴァルガス大統領大通りを通り、通勤電車として利用客が多い鉄道スーペル・ヴィアのターミナルでもあるブラジル中央駅へ向かった。電車の利用者のための出入り口が空いていたが、騒動の舞台となることを避けるため、駅は全ての門が閉じられたという。そのため電車の乗客たちは、構内の販売店の警備員たちに守られている駅の側面の出入り口を利用した。

しかし夜が更けるまで、暴徒や逮捕者の報告はなかった。グループは夜10時40分頃まで駅の前にいたが、その後、離散したという。

また、同日(10日)、リオの裁判所は、サンチアゴ・アンドラージさんを死に追いやった爆発物に着火した主犯と目される男性に対し、逮捕状を発行した。この男性は、既に逮捕された共犯のファビオ・ハポーゾの証言によって特定されたようだ。

マウリシオ・ルシアーノ捜査主任はハポーゾ容疑者から、もう一人の容疑者の写真を受け取り、写真は裁判所に提出されているという。マウリシオ捜査主任は、犯人には殺意があったと考えているという。

「これは計画的な殺人です。攻撃されたのは報道の自由で、残念なことにサンチアゴさんが矢面に立たされてしまった。おそらく真の攻撃の目的は警察を殺傷することだったと思われます」(マウリシオ捜査主任)

(文/麻生雅人、写真/Fernando Frazão/Agência Brasil)
写真は2月10日、夜21時45分ころ、リオデジャネイロ旧市街区のバス運賃賃上げデモ。料金が先払いのブラジルのバスでは、乗車後に、運賃を支払うと中に入れる回転入場扉がある。デモ隊が手にしているのが、通称「ボルボレッタ(蝶)」と呼ばれるバスの回転入場扉

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