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ブラジルでクラフトビール需要が拡大。サンパウロ州の「コロラード」社、全国進出へ。日本にも本格上陸か

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サンパウロ州ヒベイラォン・プレットのクラフトビールメーカー、コロラード(コロラド)が、本拠地ヒベイラォン・プレットの外に初めて拠点を持ったことを、現地の経済専門紙(「ヂアリオ・ド・コメルシオ」、4月24日付け、電子版)が報じた。

同社は現在すでに、本拠地ヒベイラォン・プレット工場での生産で、リオデジャネイロとサンパウロへの供給を賄っている。今回拠点を置くのは、ミナスジェライス州ベロオリゾンチ首都圏ノヴァリマのジャルジン・カナダ。月に3万リットルを生産できる設備の工場となるという。

コロラードのビールは5年前から代理店を通じてベロオリゾンチ市でも販売されていた。しかし同ブランドはボトル入り製品で全国に存在感を示しているものの、生ビールは現在、リオデジャネイロとサンパウロでしか供給していない。ミナスジェライス州のビール市場の規模を検討した結果、この消費地の近くに生ビールを生産拠点を持つ必要性を感じたという。

同社のホナウド・モラード社長によるとすでにジャルジン・カナダ工場での生産は3月から開始されており、ひと月で200リットルのみ、パイロット商品が作られたという。試験製造は、新工場での専門技術者を育成することが目的。工場は2014年の下半期に本格的に稼働する予定だという。

同工場では8種類のブランドが製造される予定で、シーズンによって生産する商品の入れ替えもある。工場への投資計画は現時点では開示されていないが、他の醸造関連企業との提携が行われるとみられているとのこと。

また、今回のミナスジェライス州への進出は、同社にとって全国進出計画に向けての第一歩と位置づけられており、重要な市場と判断された同州が最初の進出拠点に選ばれた模様。2014年後半には、北東部への進出も計画されているという。

コロラードは2013年を通じて、生ビールとボトル入り製品合わせて15万リットルを生産。2200万ヘアイス(レアル)、約10億円の売り上げを達成しているそうで、この売り上げは2012年と比較すると50%の増加だという。

さらに同社は生産の5%をアメリカ合衆国、フランス、カナダ、ニュージーランドへ輸出しており、すでに日本とイギリスの企業とも交渉に入っているという。

(写真・文/麻生雅人)
写真はリオデジャネイロのボテコ(居酒屋)。リオでもコロラードは人気

※為替は1ヘアウ(レアル)=45.436331円で換算。

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