ブラジル代表利用機をオス・ジェミオスがペインティング。W杯終了後は旅客機に

2014年 05月 28日

divulgacaoaviaodaGOL

ワールドカップ期間中など、ブラジル代表の移動に使われる飛行機はブラジルのペインティング・アーティストによるオリジナル・デザインになることを航空会社のGOL(ゴウ)が発表したと現地メディア(「G1」5月26日づけ)が報じている。

この特別デザイン仕様の航空機を最初に撮影して公表したのはブラジルのメディア「UOLエスポルチ」だったという。

飛行機の機種はボーイング737-800スカイインテリアとのこと。同騎手は手荷物を入れるスペースや席と席の間が広くとられており、機内の照明はLEDになっているという。

ペインティングを手掛けたのは、国際的な舞台で活躍をしているグラフィティ・アーティストの双子兄弟チーム、オス・ジェミオスこと、Otávio e Gustavo Pandolfo オターヴオ&グスターヴォ・パンドウフォのふたり。塗ったのは機体の外側のみとのこと。

オス・ジェミオスは機体をペイントするのに約100時間を費やし、スペインから輸入した1000個のスプレー缶を使用したという。作業風景は彼らのインスタグラムで公表されている。

ワールドカップ終了後も、同機は旅客機としてそのまま利用されるという。セレソンが乗った飛行機に乗りたい、という方はぜひ搭乗を!

(文/麻生雅人、写真/Divulgação)