ブラジル代表、専用合宿施設グランジャ・コマリーに到着

2014年 05月 27日

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ブラジル代表の監督フェリパォンとコーチング・スタッフは、テレゾーポリスにあるブラジル代表の専用合宿施設、通称グランジャ・コマリーに一足早く入ってセレソンを迎える準備をしていた。

そして5月26日(月)、セレソンはリオデジャネイロの山間にあるテレゾーポリスにあるグランジャ・コマリーに到着した。現地メディア(「グローボ・エスポルチ」同日づけ)が伝えている。同施設は、優勝を狙うセレソンのために大改装されている。

セレソンを乗せてリオのホテルを出たバスは国際空港近くで教員デモの一団に出くわした。グラジャ・コマリーでもひとつの団体が抗議行動を行っていたという。抗議は、洪水で住居をなくしたひとたちのためのものや教員の給料改善を求めるものだったという。テレゾーポリスでは、抗議行動とは対照的にセレソンのバスの到着を迎える幸福そうな人々もいた。

到着後、セレソンは健康診断を受けた。フェリパォンによると、セレソンはワールドカップが始まる前にふたつの国際親善試合を行うという。ひとつは6月3日にゴイアニアのセーハ・ドウラーダ・スタジアムで対パナマ戦、もう1試合は6月6日にサンパウロのモルンビー・スタジアムで、セルビア戦を行うとのこと。

その後、セレソン・ブラジレイラは6月12日にイタケラォンでクロアチアとワールドカップの初戦を戦う。

(文/麻生雅人、写真/Tomaz Silva/Agência Brasil)
グランジャ・コマリーに到着したセレソン一行

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