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ボサノヴァ時代から活躍するコーラスグループ、クアルテート・エン・シーのシベーリが他界

シベーリ

“天使のクァルテット”、ブラジルの女性コーラスグループ、クアルテート・エン・シーのメンバーのひとりだったCybele シベーリ(本名シベーリ・ヒベイロ・ヂ・サー・レイチ・フレイリ、74)が8月21日(木)午後、リオデジャネイロで他界したと現地メディア(「オ・グローボ」、8月22日づけ)が報じた。

葬儀は22日の12時、埋葬は14時に、リオ市南部(ゾナスウ)のボタフォーゴにあるサンジョアン・バチスタ墓地にてささやかに執り行われるとのこと。

グループのメンバーで、姉妹でもあるシナーラによると、シベーリはここ数日、肺炎を患っており一度は回復に向かったが、肺の虚血により自宅で亡くなったという。

シベーリは1940年5月3日、バイーア州イビラタイア市生まれ。1959年に姉妹のCyva シーヴァ(長女)、Cynara シナーラ(三女)、Cylene シレーニ(四女)と共にコーラス・グループを結成。グローボによると、当時はアス・バイアニーニャスと名乗っていたとのこと。

1963年に姉妹はピシンギーニャとヴィニシウス・ヂ・モライスが音楽を手掛けた映画「ソウ・ソーブリ・ア・ラマ」のサウンドトラックに参加。

リオデジャネイロに出て、ヴィニシウスやドリヴァウ・カイーミ、カルロス・リラらと交流。クアルテート・エン・シー名義でLP「クアルテート・エン・シー」(FORMA)を発表した。

姉妹は名前に「Cy」がつくことから、カルロス・リラとヴィニシウス・ヂ・モライスによってクアルテート・エン・シーと命名された。

60年代中頃には合衆国にも進出、数々のレコーディングに参加、彼女たちも同地でアルバムを録音している。

合衆国で発売されたアルバム「パードン・マイ・イングリッシュ(ザ・ガールズ・フロム・バイーア)」(67)を最後にシレーニが結婚して脱退。ヘジーナ・ヴェルネッキを迎えてグループは存続したが、67年にシベーリはシナーラと共にデュオ・ユニット、シナーラ&シベーリを結成、国際歌謡音楽祭などで活躍した。

クアルテート・エン・シーとしても合衆国での活動が軌道にのっていたが、シベーリはシナーラと共にブラジルに留まり、グループを脱退している。

その後、クアルテート・エン・シーは、新メンバーを加えて70年頃まで合衆国で活動するが、ヘジーナの結婚などもあり一時解散。72年にまた「Cy」姉妹のシーヴァを中心に再編されている。

一方、シベーリはセッション・シンガーとして活動、ベッチ・カルヴァーリョ、マルチーニョ・ダ・ヴィラなど数々の録音に参加。1974年にはソロで4曲入りEP「シベーリ」(パドラォン/エキッピ)から発表している。

1974~83年までは、テレビグローボのコーラスグループにも所属していた。1980年以降はクアルテート・エン・シーに復帰、2013年までグループでも活動した。その後は家族と過ごしていたという。

(写真・文/麻生雅人)
シベーリのソロEP盤「シベーリ」(74)とクアルテート・エン・シーのシングル盤「アハスタォン」(66)

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