アフロブラジル文化が生んだボア・モルチ祭(バイーア州)、2014年も開催される

2014年 08月 19日

フェスタ・ダ・ボア・モルチ

バイーア州、サルヴァドール市から約107km離れたところにあるカショエイラ市で毎年開催されるアフロブラジル文化を背景に持つ宗教儀式フェスタ・ダ・ボア・モルチ。

8月13日(水)~17日(日)に、今年も同市で行われた。現地メディア(「G1」、「ア・タルヂ」)が伝えている。

フェスタ・ダ・ボア・モルチは世を去った同胞を偲ぶお祭り。黒人宗教とカトリックが融合した文化で、信者たちによる祈りが捧げられ、行進と共に歌や踊り、サンバ・ヂ・ホーダなどが繰り広げられる。フェスタ・ダ・ボア・モルチの信者たちは、ブラジルで最も古く、そして重要な宗教の信者集団のひとつとして知られているという。

フェスタ・ダ・ボア・モルチ

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(文/麻生雅人、写真/Getty Images)
バイーア州カショエイラ市。写真上は8月17日(日)、フェスタで踊る少女。写真下は8月14日、信者の行進