抹茶アイスならぬマテ茶アイス、ブラジルの畜産見本市で話題殺到

2014年 09月 2日

マテ茶アイス

リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ大都市圏のエステイオ市のアシス・ブラジル展示場公園で、畜産業の国際見本市「第37回エキスポインテル」が8月30日から9月9日までの予定で開かれている。

最初の週末は、記録的な12万人の来場を迎えて賑わった。

展示中でも最大の見所は183種7900頭の動物で、牛、馬、羊、ウサギなどが子供達を楽しませている。

また、グルメコーナーでは試食品として出品されているイタリアン・ジェラート仕立てのマテ茶アイスが好評だという。マテ茶が良く飲まれるこの地域ならではのアイスは、30日の開会日には、他のスタンダードな味の品が並ぶ中でも、最初に無くなるほどの人気を博した。

このアイスを試食したという事業家の男性は、「興味本位で頼んでみたけど、本当に美味しい。これは絶対に買うだろうね」と太鼓判を押した。

マテ茶が好きではないという電子技師の男性も、アイスは気に入った様子。「マテ茶の味がすごく出ているけど、こっちの方がおいしい。特に夏には流行りそうだね」と感想をのべた。

このアイスは正式な製品として発表される5日の午後6時半まで試食できる。関係者によれば、このアイスには既に20人以上の投資家が製造・販売に関心を示している。もし投資を希望する人の数が確定すれば、将来的な商品化を目指した最初の講習が開かれる予定だ(1日付「G1」サイトより)。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Luis Francisco Silva/Palácio Piratini)
「第37回エキスポインテル」で好評のマテ茶アイス。日本上陸はあるか!?